世界遺産・五箇山(富山県)の合掌造り集落|観光スポット&アクセス情報

※掲載内容は取材当時のものです。最新情報をお調べのうえお出かけください。

富山県五箇山(ごかやま)は世界遺産となっており、茅葺き屋根の集落が立ち並びます。白川郷ほど知名度は高くありませんが、昔から変わらぬ景観は、山村風景が広がる素朴な美しさ。訪れる人に懐かしさや安堵感をあたえてくれます。これも景観だけでなく伝統的な暮らしや文化もしっかり残されているからでしょう。

五箇山の集落

【五箇山に行くなら、まずは名古屋から白川郷バス停へ!】
名古屋→白川郷バスターミナル

【東京方面出発なら、乗り換えスムーズなVIPライナーで】
東京発→名古屋着
横浜発→名古屋着
千葉発→名古屋着

合掌造りの集落:相倉集落と菅沼集落

五箇山は、富山県の南西端・庄川(しょうがわ)沿いに位置する5つの谷合い集落から成り立つ自然豊かな地域。その中で1995年に世界遺産として登録されたのが、相倉(あいのくら)集落と菅沼(すがぬま)集落です。

なかでも「岩瀬家」と「村上家」は、国の指定重要文化財となっており、室内の見学ができます。「岩瀬家」は5階建ての合掌造り家屋。3〜5階は養蚕の作業場となっていたとか。

またどちらとも囲炉裏の火は今も絶やさず焚き続けているそうで、囲炉裏端では当主の方のお話も聞いたり写真を撮ったりできるそう。お茶などをいただきながら、時が止まったような空間で過去に思いをはせるのも旅の楽しみです♪

また定期的に、ライトアップが行われます。昼間とはまた違った幻想的な集落の姿がみられるのでタイミングを合わせて訪れてみてはいかがでしょう。年間スケジュールは、五箇山の観光情報サイト「五箇山彩歳」のおしらせ欄に掲載されています。
五箇山ライトアップスケジュール(五箇山彩歳)

【詳細情報】
国指定重要文化財 岩瀬家|公式サイト
住所:富山県南砺市西赤尾町857-1(GoogleMap
開館時間:9:00〜17:00  最終入館時間 16:30
    (12月~3月は9:00~16:00)
定休日:木曜日(祝日の場合は開館)
参観料:大人 400円  小中学生 200円

国指定重要文化財 村上家|公式サイト
住所:富山県南砺市上梨742(GoogleMap
開館時間:9:00〜16:00  最終入館時間 15:40
    ※季節により時間を変更する場合あり
定休日:毎週火曜日・水曜日(祝日の場合は開館)
参観料:大人 400円  小中学生 200円

五箇山ならではの体験をしてみよう!

五箇山は文化の継承にも重きをおいているため、伝統的な踊りや工芸品づくりなども今に残っています。五箇山に行くなら、ぜひ体験してみましょう。

和紙すき体験

自分のために作るも良し、だれかを想って作るも良しな、五箇山でしかできない体験で思い出も作っちゃいましょう♪

古くから和紙産業が栄えていた五箇山。江戸時代、加賀藩に五箇山和紙を贈ったことでその高品質を評価され、良質な和紙の産地として知られるようになりました。現在、ユネスコの無形文化遺産にも登録されています。

和紙すきを体験できるのは、「五箇山和紙すき体験館」や「道の駅たいら」など。「五箇山和紙すき体験館」では、和紙でできた素敵なウエディングドレスもみられます。

【詳細情報】
五箇山和紙漉き体験館|公式サイト
住所:富山県南砺市相倉835(GoogleMap
営業時間:9:00〜16:00
定休日:火曜日・冬期(不定休あり)
手すき和紙体験:700円  *2025年4月より800円

道の駅たいら 和紙体験館|公式サイト
住所:富山県南砺市東中江215(GoogleMap
営業時間:9:00〜17:00
     (紙すき体験は、10:00〜15:00まで *要予約)
はがき漉き体験:800円  *2025年3月より1,000円

ささら編み体験

古代民謡「こきりこ踊り」で使う楽器「ささら」作りの体験です。五穀豊穣を祈る奉納踊りで、ささらを手にして踊ります。108枚のひのき板を紐で束ねて編んだ楽器で、素朴な響きが特徴的です。
こきりこ踊り

【詳細情報】
こきりこ民芸|公式サイト
住所:富山県南砺市上梨741(GoogleMap
営業時間:9:00〜16:00  (*要予約)
ささら編み体験:2,200円

五箇山でできる体験一覧

合掌づくりに泊まる

五箇山では「世界遺産に泊まる」という貴重な体験ができるのも魅力のひとつ。合掌造りの宿では、岩魚の塩焼きや山菜料理、五箇山豆腐といった伝統的で滋味深いお料理を囲炉裏ばたで楽しめます。そんな夜はスマホからちょっと手を離して、夜空に広がる星を眺めながら過ごすのもいいのではないでしょうか。

五箇山の合掌造りの宿

世界遺産・五箇山には、夜行バス「VIPライナー」で行こう!

田園風景の中の合掌造り集落

歴史ある伝統文化を体験できるのはもちろん、世界遺産にも泊まれる「五箇山」。公共交通手段で五箇山に行くには、乗り換えの多いのが気になるところかもしれません。

でも夜行バス「VIPライナー」ならリーズナブルで快適! 白川郷のバスターミナルまでVIPライナーのバスで行けてしまうので、そこからは世界遺産バスで「菅沼バス停」までは約30分ほどです。

白川郷バス停までは、「名古屋〜高山・白川郷便」があり、名古屋からバスがでています。また、東京方面からなら夜行バスで夜に東京を出発すれば名古屋で別のバスに乗り換えればOK! 同じVIPライナーなので乗り換えもスムーズです。

【五箇山に行くなら、まずは名古屋から白川郷バス停へ!】
名古屋→白川郷バスターミナル

【東京方面出発なら、乗り換えスムーズなVIPライナーで】
東京発→名古屋着
横浜発→名古屋着
千葉発→名古屋着

前へ

USJでデート!カップルで楽しめるプランとは -2025年-

次へ

千葉県でいちご狩り!山武市『ストロベリーロード』にでかけよう♪