夜行バスで移動中におなかが痛くならないための予防と対処法

※掲載内容は取材当時のものです。最新情報をお調べのうえお出かけください。

いざ、バスに乗って長旅!そんなとき、「おなかが痛くなったらどうしよう?」という不安がよぎる人は多いのではないでしょうか。

胃腸の弱い人にとって、突然の腹痛は不安の種。近頃は良く効く市販薬もたくさんありますが、どんな薬でも、やはり体に負担がかかるもの。できれば多用したくないですよね。

薬に頼る前に、身近なものを利用した腹痛の予防と対処法を試してみるのはいかがでしょう。今回は、昔ながらの民間療法をヒントに、おなかの心配を解消する予防と対処法をご紹介します。

おなかの不調を緩和する「ペパーミント」

ミント

昔から、民間療法で良く利用されてきたのがハーブです。中でも、ペパーミントは胃腸の調子を整える効果が。腸内にたまったガスを外へ出したり、消化を助け、吐き気を抑えたり、急な腹痛も緩和してくれます。胃腸の弱い人だけでなく、乗り物酔いが心配な人にとっても心強い味方ですね。

ペパーミント入りのキャンディーやタブレットを用意するも良し、ペパーミントティーをタンブラーに入れておくも良し。事前に用意しておけば安心してバス旅行を楽しめます。

おなかの雲行きが怪しくなってきたら「ホットの紅茶」で落ち着こう

紅茶

食べ過ぎや飲み過ぎでちょっと胃腸が荒れているかも……。
そんなときに、おなかの調子を整えてくれるのは、身近な「紅茶」です。

紅茶の独特な渋みは「タンニン」という成分からきています。紅茶に多く含まれるタンニンには、炎症を鎮める作用があるため、胃腸の荒れに効果的です。

また、タンニンの収れん作用によって、便が固まりやすくなることで下痢を防ぐ効果も。さらに、紅茶には水に溶けやすい水溶性食物繊維の「ペクチン」が豊富。水溶性食物繊維は、腸内にある便の過剰な水分を吸収し、理想的なお通じに近づけてくれます。

温かい紅茶の香りには、リラックス効果もあります。腹痛の原因になりやすい、ストレスの解消も期待できます。

VIPライナーの休憩スペース「VIPラウンジ」には、フリードリンクのサービスがあります。
紅茶のご用意もありますので、ぜひご利用ください。

温かい緑茶に“アレ”を入れると腹痛予防になる

緑茶

紅茶と同様に、緑茶にもタンニンが多く含まれています。タンニンは荒れた腸を整え、便を硬くする作用があります。飲み過ぎは便秘につながることもありますが、軟便がちの人にとっては、タンニンの収れん作用がプラスに働いてくれます。

さらに緑茶は、「カテキン」が豊富なことでも知られています。カテキンには胃腸の働きを活発にし、腸内の悪玉菌を減らす、整腸作用があります。

そこに、スプーン一杯のハチミツを加えると……。ハチミツに含まれるオリゴ糖やグルコン酸には、腸内の善玉菌を増やす効果があるため、緑茶の整腸作用を後押し。最強整腸ドリンクの出来上がり!というわけです。

いざ!という日の朝や、前日に、温かいハチミツ入り緑茶を試してみてはいかがでしょう。ほんのりと甘い緑茶は意外にも「ほっとする味」で、やみつきになってしまうかもしれません。

腹痛予防のカギは「食物繊維」にアリ!

野菜

水溶性食物繊維については紅茶のパートでも説明しましたが、ペクチンは紅茶以外にも身近な野菜や果物、海藻などに含まれています。わかめや昆布、こんにゃく、りんご、バナナ、じゃがいもなども、ペクチンが多く、おなかの調子を整えてくれます。

腸内の過剰な水分を吸収して、便の硬さを調整してくれる水溶性食物繊維。これを日頃から意識して食べることで、急な腹痛の予防につながります。

おなかが弱く、心配という人は、普段の食生活を見直してみてはいかがでしょうか。

それでも不安な人にはVIPライナーの「トイレ付きバス」がおすすめ!

トイレ

VIPライナーではトイレ付き車両を多数ご用意しています。急な腹痛が心配なお客様も、トイレ付き車両なら安心ですよね。

VIPライナーのトイレ付き車両は、座席とお手洗いが段差で隔てられているので、他のお客様の目も気になりません。暗い車内でも位置がわかる足元灯で、移動も安心です。

ぜひ、VIPライナーの夜行バスで、くつろぎの時間をお過ごしください。

VIPライナーの3列トイレ付きバス

VIPライナーの4列トイレ付きバス

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