兵庫・灘の日本酒の魅力とは?【日本三大酒どころ】
※掲載内容は取材当時のものです。最新情報をお調べのうえお出かけください。
広島・西条と京都・伏見に並んで、「日本三大酒処(さけどころ)」と称される灘。兵庫県の神戸市・西宮市の沿岸部に集中している日本酒の産地は「灘五郷(なだごごう)」と呼ばれ、古くから日本酒好きの間で聖地とされています。
今回は灘の日本酒の特徴や歴史だけでなく、楽しみ方やオススメの日本酒なども詳しく見ていきましょう。
灘の日本酒の歴史
じつは清酒の生産量・販売量ともに日本一を誇る兵庫県。そのほとんどが「灘五郷」と呼ばれる地域で作られています。それというのも灘区から西宮市にかけて、日本でも有数なメーカー「菊正宗」や「大関」などの本拠地が点在しているからです。
灘の酒造りの歴史は京都の伏見ほど古くはなく、酒の需要が一気に高まった寛永年間に本格化したといわれています。沿岸部からほど近い場所で酒造りを行うため運送のコストが下がり、酒造業に手を出す人が急増したのだとか。江戸時代後期には、江戸で消費される日本酒の8割が灘で作られていたそうです。
灘の日本酒の特徴
柔らかく丸みのある味わいが特徴の京都・伏見の日本酒は「女酒」、力強くガツンとくる味わいが特徴の灘の日本酒は「男酒」と呼ばれています。
酸味が強めの辛口が多い灘の日本酒。とくに醸造したての新酒は、香りと舌触りが強く、非常に味わい深いです。この力強さを表現するため、「男酒」と呼ばれるようになったと言われています。
灘の日本酒造りに欠かせないのが、江戸時代末期の天保年間に発見されたとされる「灘の宮水(みやみず)」。ミネラル豊富な宮水を使うことで発酵が盛んになり、十分なコクとキレがありながらも飲みやすい男酒が生まれるのだそう。
灘の日本酒を楽しむには?
灘の酒蔵の中には、一般のお客さまが身近に日本酒を楽しめるように見学コースを設けているところも……。無料で見学できる酒蔵や灘の日本酒の歴史が学べる資料館などもあるため、1日楽しめます♪
また多くの酒蔵が試飲も行っているので、お気に入りの銘柄がある場合や日本酒好きの方であれば満足すること間違いなしです。
コロナ感染拡大防止のため、酒蔵見学を中止している酒蔵もありますが、再開されたらぜひとも訪れてみたいですね。
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