東京からUSJへ―疲れず楽しむための交通手段徹底比較ガイド

※掲載内容は取材当時のものです。最新情報をお調べのうえお出かけください。

大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)は、東京から訪れる人にとって「非日常への扉」です。映画の世界に飛び込んだようなアトラクション、ここでしか買えない限定グッズ、夜まで続くパレードやショー。だからこそ「行きたい!」と思った時に気になるのが交通手段です。

飛行機か、新幹線か、夜行バスか、自家用車か。
選択肢は豊富ですが、それぞれに費用・時間・快適さのバランスが大きく異なります。この記事では、単なる移動手段の比較ではなく、「どんな人にどの交通手段が合うのか」を軸に解説していきます。


【夜行バスなら乗ってしまえばUSJのバス停までラクラクです!】
東京・千葉・神奈川方面からUSJ行きの夜行バス「VIPライナー」

交通手段

目次

交通手段の選び方で旅の印象は大きく変わる

東京からUSJまでの距離は約500km。直線距離ではなく、実際の移動では「時間」と「お金」が旅全体の印象を左右します。
特にテーマパーク旅行は朝から夜まで全力で遊ぶ体力戦! 移動で体力を消耗しすぎると、せっかくの一日を楽しみきれないこともあります。

ここでは主要な4つの手段を比較し、それぞれのメリット・デメリットを掘り下げてみましょう。

夜行バスで行くUSJ旅行

近年、若い世代や節約派に最も選ばれているのが夜行バスです。

移動時間と費用

- 移動時間:片道約10時間
- 費用:片道3,000〜10,000円程度

メリット

- 圧倒的に安く、交通費を抑えられる
- 夜出発→朝到着で時間を有効活用できる
- パーク閉園まで遊んでそのまま帰れる

デメリット

- 長時間の移動で体が疲れやすい
- 車内の環境が合わない人には不向き
- 睡眠の質は自宅やホテルには及ばない

快適に過ごすための工夫

- ネックピローやブランケットを持参
- アイマスクや耳栓で周囲を遮断
- 消灯時間前に歯磨き・メイクオフを済ませておく

近年は3列独立シート、女性専用車両、プライベートカーテン付きシートなども登場し、バスの快適性は格段に向上しています。

東京・千葉・神奈川から出発する「VIPライナー」は、USJまで直行! 降りた瞬間からゲートへ直行できるため、荷物を持って電車を乗り継ぐ必要がありません。

VIPライナー USJ直行便【詳細情報】

便名:VIPライナーアクアスター
出発地:東京ディズニーランド・バスタ新宿・横浜駅
到着地:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(パーク目の前) 他、京都・なんば
料金:片道3,000円〜
備考:女性専用車両あり、独立3列シート・プライベートカーテン仕様車両あり

飛行機で行くUSJ旅行

東京から大阪へ飛行機で移動する方法は「最速」。

移動時間と費用

- 移動時間:2〜3時間(空港までの移動+電車でユニバーサルシティ駅まで含む)
- 費用:片道10,000〜20,000円程度

メリット

- 移動時間が短く、長時間座っているのが苦手な人向け
- 早朝便を使えば午前中からパークで遊べる
- 宿泊と組み合わせれば、大阪観光も効率的に楽しめる

デメリット

- 自宅から空港、空港からUSJまでの乗り継ぎが面倒
- 航空券は季節や曜日で大きく値段が変動
- 片道1〜2万円かかるため、グッズや食事に使える予算が削られる

たとえば年末年始や夏休みは特に航空券が高騰します。逆にオフシーズンはLCC(格安航空会社)を使えば新幹線より安いこともあるので、行く時期を検討した方がいいかもしれません。

飛行機でUSJへ

新幹線で行くUSJ旅行

「王道」であり「安心感がある」のが新幹線です。

移動時間と費用

- 移動時間:片道3〜4時間程度
- 費用:片道約15,000円(指定席利用の場合)

メリット

- 東京駅や品川駅から乗れるためアクセス良好
- 時間の正確さは抜群で、天候に左右されにくい
- 車内販売や駅弁を楽しみながらの移動も魅力

デメリット

- 費用が高め(往復で3万円前後)
- 朝から夜までフルに遊ぶと、帰りの体力が尽きる可能性大
- 宿泊を伴わない日帰りはややタイト

ちょっとした工夫として「行きは新幹線、帰りは夜行バス」という組み合わせがあります。遊び尽くして夜に出発、翌朝には東京に戻るので休みを効率的に使えます。

新幹線でUSJ

自動車で行くUSJ旅行

仲間同士でワイワイ行きたい人には自動車も魅力的です。

移動時間と費用

- 移動時間:片道約6時間(渋滞により変動)
- 費用:ガソリン代+高速代で片道約8,000円程度

メリット

- 移動中もおしゃべりや音楽で盛り上がれる
- 荷物をたくさん積める
- サービスエリアでのご当地グルメが楽しめる

デメリット

- 渋滞に巻き込まれるリスク大
- 運転者の負担が大きく、交代できないと辛い
- 都市高速・駐車場代を含めると意外と高くつく場合もある

高速道路を走る車

交通手段の比較表

交通手段の比較表(USJ)

誰にどの手段が向いている?

同じ東京からUSJへ行くといっても、旅行のスタイルや優先したいポイントは人によって大きく違います。

「とにかく安く行きたい」「子ども連れだから快適さを優先したい」「休みが少ないから時間を有効活用したい」など、求める条件によって最適な交通手段は変わります。ここでは代表的なタイプ別におすすめの選び方を整理してみましょう。

- 予算重視・弾丸旅行派 → 夜行バス
- 快適さ重視・時間を買いたい派 → 新幹線
- 大阪観光も含めて旅行派 → 飛行機+宿泊
- 仲間との時間を大切にしたい派 → 自動車

実際のプラン例

ここまでで各交通手段の特徴を整理しましたが、「じゃあ実際にどう組み合わせればいいの?」と気になる方も多いはず。そこで、代表的な旅行スタイルに合わせたモデルプランをいくつかご紹介します。

バスの中の様子

例1:社会人の週末弾丸プラン

- 金曜夜:東京発夜行バス
- 土曜朝:USJ到着、夜まで遊ぶ
- 土曜夜:USJ発夜行バス
- 日曜朝:東京着、そのまま休養 or 出勤

→ 休みが1日でも可能。費用は交通費往復で1万円前後。

例2:家族旅行の安心プラン

- 朝:新幹線で東京→新大阪
- 昼:USJで遊ぶ
- 夜:大阪市内で宿泊
- 翌日:大阪観光+新幹線で帰宅

→ 移動ストレスが少なく、小さな子どもや高齢者にも安心。

移動も旅の一部!最適な手段でUSJをさらに満喫

東京からUSJまでの移動手段は、それぞれに強みと弱みがあります。

- 飛行機は速いけれど高い
- 新幹線は快適で安定しているけれど費用がかさむ
- 自動車は自由度が高いけれど運転者の負担が大きい
- 夜行バスは安さと時間効率で群を抜く

秋、女性ふたり旅

大切なのは「誰と行くか」「どんな時間を過ごしたいか」。
節約したいなら夜行バス、子ども連れなら新幹線、カップルで旅行気分を味わうなら飛行機や自動車...。

もし「休みが限られているけれど、東京からUSJへ行きたい!」と思うなら、夜行バスが最も合理的な選択です。朝から夜まで遊び尽くし、帰りはバスの中で眠りながら東京へ。移動そのものが旅の一部になり、思い出をさらに豊かにしてくれるでしょう。

【夜行バスなら乗ってしまえばUSJのバス停までラクラクです!】
東京・千葉・神奈川方面からUSJ行きの夜行バス「VIPライナー」

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