京都の喫茶店モーニング|夜行バス旅で行きたい老舗喫茶4軒

※掲載内容は取材当時のものです。最新情報をお調べのうえお出かけください。

夜行バスを降りてからお寺の門が開くまでの数時間、どこで何をしようか迷った経験はありませんか?

そんな朝は、思いきって老舗の喫茶店へ向かってみてください。開店と同時に常連さんが新聞を広げる光景は、観光名所とはまた違う「京都の日常」そのもの。ネルドリップのコーヒーと焼きたてのトーストで体がほどけていくと、旅のスイッチが自然と入ります。

京都の町家風喫茶店の窓際席に並ぶトーストとコーヒーのモーニング

東京・神奈川・千葉・埼玉から京都へ向かうVIPライナーは、多くの便が朝6時前後から7時台に京都VIPラウンジへ到着。朝7時に開く喫茶店へ、ちょうどいいタイミングで向かえますよ。

目次

夜行バスで京都に着いたら、朝ごはんは老舗喫茶店のモーニングで。朝7時から開く前田珈琲 室町本店・イノダコーヒ本店・小川珈琲 堺町錦店、8時オープンのスマート珈琲店、名物フルーツサンドのフルーツパーラーヤオイソまで。京都駅からの行き方や到着時間別のお店の選び方、混雑を避けるコツもまとめました。

京都の喫茶店モーニングが夜行バスの朝に合う理由

京都市の中心部には、朝7時台から営業する老舗喫茶店がいくつもあります。夜行バスの到着後、寺社の拝観が始まるまでの「すき間の時間」を過ごす場所として、老舗喫茶店のモーニングほど相性のいい選択肢はなかなかありません。

ファストフードやコンビニでも朝ごはんは済ませられます。けれど、喫茶店のモーニングなら、座り心地のいい椅子とゆっくり飲める一杯のコーヒーがセット。夜行バスで固まった背中を伸ばしながら、今日の予定を手帳やスマホで組み直す。この30分があるかないかで、その日一日の歩き方が変わってくるはずです。

  • 京都市中心部の老舗喫茶店には、朝7時から開く店が複数あります
  • 席数の多い店が多く、ひとり旅でも気がねなく入れます
  • モーニングのあとに寺社の拝観へ移ると、朝の時間をむだなく使えます

京都駅から喫茶店へのアクセスと到着時間別の選び方

京都の寺院の縁側で庭をながめる旅行者

今回紹介するお店は、四条烏丸から三条寺町にかけての「京都の街なか」に集まっています。京都駅からは地下鉄烏丸線で四条駅まで2駅、烏丸御池駅まで3駅。重いスーツケースは、京都VIPラウンジや駅のコインロッカーに預けてから向かうと、朝の街歩きがぐっと楽になります。

京都VIPラウンジには、ラウンジ利用1時間と荷物預かりがセットになった「はんなりプラン」もありますよ。

開店時間の早い順に並べると、動き方のイメージがつかみやすいかもしれません。

店名 開店時間 最寄り駅
前田珈琲 室町本店 7:00 地下鉄四条駅・阪急烏丸駅から徒歩5分
イノダコーヒ本店 7:00 地下鉄烏丸御池駅から徒歩10分ほど
小川珈琲 堺町錦店 7:00 阪急烏丸駅から徒歩6分ほど
スマート珈琲店 8:00 地下鉄京都市役所前駅からすぐ
フルーツパーラーヤオイソ 9:30 阪急大宮駅・嵐電四条大宮駅から徒歩数分

夜行バスが7時台に京都VIPラウンジに着いたら烏丸エリアの喫茶店へ、少しゆっくり動く日は8時開店の寺町のスマート珈琲店や、9時30分開店の四条大宮のヤオイソへ。到着時間に合わせてお店を選んでみてください。
なお、祇園四条駅で降りる夜行バスの便もあります。その場合は、すぐ近くの阪急京都河原町駅から烏丸駅までひと駅です。

朝7時から開く烏丸エリアの老舗喫茶店

夜行バスが6時台に着くのなら、まず目指したいのが烏丸エリア。四条駅と烏丸御池駅のあいだに、朝7時に開く名店が3軒そろっています。どこも京都を代表するコーヒー店なので、その日の気分で選べます。

モーニングの種類で選ぶなら 前田珈琲 室町本店

1971年に創業した前田珈琲の本店は、呉服店だった建物を改装し、1981年からこの場所で営業を続けています。100席ある広々とした店内は、朝でも比較的入りやすいです。

朝7時からのモーニングメニューは約10種類。京都の老舗ベーカリー・進々堂のパンを使ったトーストにオムレツやベーコンを添えた「スペシャルモーニング」のほか、名物のナポリタンまで朝から選べます。

「今日はしっかり食べて歩きたい」という日にぴったりの一軒です。喫煙席と禁煙席の両方がある店なので、席の希望は入店時に伝えるとスムーズですよ。

【詳細情報】
前田珈琲 室町本店|公式サイト
住所:京都府京都市中京区蛸薬師通烏丸西入橋弁慶町236(GoogleMap)
営業時間:7:00〜18:00(L.O.17:30)
定休日:1月1日

京都の朝を代表する一皿を イノダコーヒ本店

1940年創業のイノダコーヒは、「京都の朝といえばここ」と名前が挙がる老舗。堺町通に建つ本店は、吹き抜けの本館や創業当時の雰囲気を残す旧館など、趣の違う空間に分かれています。

朝7時の開店から11時までいただけるのが「京の朝食」。クロワッサンにスクランブルエッグ、特注のハム、サラダがのったホテルの朝食のような一皿で、ジュースとコーヒーまたは紅茶もついてきます。

このモーニングは1994年に、観光客にも喫茶店で朝の時間を楽しんでほしいという思いから始まったそう。旅人のための朝ごはん、と思うとちょっとうれしくなりませんか?
土日は開店直後から列ができることもあるので、7時台前半に着くつもりで向かうのがおすすめです。

【詳細情報】
イノダコーヒ本店|公式サイト
住所:京都府京都市中京区堺町通三条下る道祐町140(GoogleMap)
営業時間:7:00〜18:00(L.O.17:30)
定休日:年中無休

町家の坪庭をながめて 小川珈琲 堺町錦店

1952年創業の小川珈琲が、2022年に開いたのが堺町錦店。築100年を超える京町家を生かした店内には坪庭があり、朝の光がやわらかく差し込みます。錦市場のすぐそばなので、朝ごはんのあとに市場の開店を待つ流れにもつなげやすい立地です。

モーニングは7時から11時30分まで。炭焼きトーストに、サラダやソーセージ、季節のスープを組み合わせるスタイルで、食パンは2種類から選べます。老舗の味を受け継ぎながら、空間はすっきりモダン。「レトロすぎるお店は少し緊張する」という人にも入りやすい一軒です。

【詳細情報】
小川珈琲 堺町錦店|公式サイト
住所:京都府京都市中京区堺町通錦小路上ル菊屋町519-1(GoogleMap)
営業時間:7:00〜20:00(L.O.19:30)
定休日:無休

朝8時から寺町でホットケーキを スマート珈琲店

スマート珈琲店の卵サンド

寺町通の商店街で、1932年から営業を続けるのがスマート珈琲店。洋食店「スマートランチ」として創業し、戦後に今の喫茶店のかたちになりました。赤い大きなコーヒーミルの看板が目印です。

このお店には、いわゆる「モーニングセット」はありません。そのかわり、朝8時の開店から創業当時のレシピを守るホットケーキや卵サンド、フレンチトーストを好きなように頼めます。

常連さんの多くはホットケーキを朝ごはんに注文するそうで、バターと自家製シロップの甘い香りに包まれると、夜行バスの疲れも遠のいていくはず。

昼が近づくほど行列が長くなるお店なので、ねらい目は開店直後の8時台。夜行バスが7時台に着く日や、京都VIPラウンジで身支度を済ませてからゆっくり動きたい日にちょうどいい開店時間です。

【詳細情報】
スマート珈琲店|公式サイト
住所:京都府京都市中京区寺町通三条上ル天性寺前町537(GoogleMap)
営業時間:8:00〜19:00(L.O.18:30)※2階ランチは11:00〜14:30
定休日:無休(2階ランチは火曜休み)

喫茶店のあとに寄りたいフルーツパーラー ヤオイソ

喫茶店でコーヒーを楽しんだあと、甘いものがほしくなったら四条大宮へ。明治2年創業の果物専門店が営む「フルーツパーラーヤオイソ」は、朝9時30分から開いています。烏丸駅からは阪急でひと駅なので、移動もあっという間。

看板メニューは、パーラーの開業当時から出しているフルーツサンド。イチゴやキウイ、メロンなどの果物が生クリームと一緒にぎっしり挟まれていて、断面の色合いに思わず写真を撮りたくなります。季節のフルーツパフェやミックスジュースもそろっているので、観光の途中のひと休みにもぴったり。

4軒となりの果物店は9時から開いていて、フルーツサンドのテイクアウトもできます。パックを片手に、鴨川や壬生寺のほうへ歩いてみるのも京都らしい朝の楽しみ方です。

【詳細情報】
フルーツパーラーヤオイソ|公式Instagram
住所:京都府京都市下京区四条大宮東入ル立中町496(GoogleMap)
営業時間:9:30〜17:00(L.O.16:45)
定休日:無休(年末年始を除く)

京都の喫茶店モーニングを楽しむための注意点

京都の老舗喫茶店は、観光客と地元の常連さんの両方が訪れる人気店ばかり。少しの工夫で、待ち時間も荷物のストレスもぐっと減らせます。
  • 土日や連休は開店直後から混みやすいので、開店時間に合わせて向かう
  • 大きなスーツケースは、京都VIPラウンジやコインロッカーにあらかじめ預ける
  • モーニングメニューには提供時間があり、イノダコーヒ本店の京の朝食は11時まで、小川珈琲 堺町錦店のモーニングは11時30分まで
  • メニューや価格、営業時間は変わることがあるため、出発前に各店の公式サイトで最新情報を確認

朝ごはんのあとは、そのまま拝観へ足をのばすのもおすすめです。朝早くから開く神社やお寺は、早朝から参拝・拝観できる京都の神社仏閣で紹介しています。喫茶店で一息ついてから向かえば、人の少ない境内をゆっくり歩けますよ。

京都の喫茶店モーニングでよくある質問

夜行バスで京都に着いた朝、喫茶店モーニングについてよく聞かれる疑問をピックアップしました。

Q. 京都で朝7時から開いている喫茶店はありますか?
前田珈琲 室町本店、イノダコーヒ本店、小川珈琲 堺町錦店の3軒は、いずれも朝7時に開店します。夜行バスが6時台に京都に着く便なら、地下鉄で移動してちょうど開店時間に間に合います。

Q. スマート珈琲店にモーニングメニューはありますか?
スマート珈琲店にはモーニングセットはありませんが、朝8時の開店から名物のホットケーキや卵サンドを注文できます。朝ごはんとしてホットケーキを頼む常連さんも多いお店です。

Q. ヤオイソのフルーツサンドは朝何時から食べられますか?
フルーツパーラーヤオイソは9時30分に開店し、店内でフルーツサンドを食べられます。近くの果物店は9時から開いていて、フルーツサンドのテイクアウトもできます。

Q. ひとりでも喫茶店のモーニングに入りやすいですか?
老舗喫茶店は朝のひとり客が多く、前田珈琲 室町本店のように席数の多い店なら、ひとりでも気軽に入れます。

京都の朝は喫茶店のコーヒーの香りから

夜行バスで迎える京都の朝は、街がまだ静かなぶん、喫茶店のコーヒーの香りがいつも以上に心にしみるもの。最後に、今回のお店を気分別にふり返っておきますね。
  • モーニングの種類の多さで選ぶなら、朝7時から約10種類がそろう前田珈琲 室町本店
  • 京都らしい定番の朝ごはんを味わうなら、イノダコーヒ本店の京の朝食
  • 町家の坪庭をながめて静かに過ごすなら、小川珈琲 堺町錦店
  • 創業当時から続くホットケーキを食べるなら、朝8時に開くスマート珈琲店
  • 喫茶店のあとに甘いものを楽しむなら、フルーツサンドが名物のフルーツパーラーヤオイソ

早朝に着く夜行バスだからこそ、開店と同時に老舗のドアを開けられる。それは新幹線の始発ではなかなか味わえない、朝の特権かもしれません。

京都駅周辺での朝の過ごし方をもっと知りたいときは、京都駅周辺の早朝時間つぶし術もあわせてのぞいてみてください。喫茶店以外にも、京都駅のまわりで朝を過ごせるスポットがまとまっています。
次の京都旅は、夜行バスで少し早起きして、喫茶店のモーニングから始めてみませんか?

京都で夜行バスを降りたら、朝ごはんの選択肢はもうひとつ。VIPライナーでは現在、神戸牛の朝食キャンペーンを実施中です。
京都VIPラウンジでご降車のお客様は、アプリ予約限定・毎日先着50名様で、神戸牛そぼろ丼または神戸牛カルビ丼(お味噌汁付)を無料でお召し上がりいただけます。提供は朝6時からなので、喫茶店の開店前に京都に着いた日の朝ごはんにもぴったりです。

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