【初心者向け】夏の登山・ハイキングで注意すべきポイント
※掲載内容は取材当時のものです。最新情報をお調べのうえお出かけください。
「夏のレジャーといえば、登山かハイキング!」というアウトドア派の人も多いでしょう。しかし、山へ行く前には、しっかり準備をしておかないといけません。熱中症に襲われたり、虫に刺されたり、日焼けで肌が荒れたり…。そんな状態では、せっかくの山歩きを楽しめなくなってしまいます。
そこで今回は「夏の登山やハイキングで注意したいこと」をご紹介!ポイントをおさえて、山歩きを存分に楽しんでくださいね♪
ポイント1:日焼け対策は万全に!
山は標高が高いため、平地よりも太陽の日差しが強くなります。「普段日焼け対策なんてしてないよ」という人も、山での日焼け対策はマストです。
それでは、日焼け対策に役立つアイテムをご紹介します。
帽子
風にあおられても飛ばされない、紐付きの帽子がおすすめです。日差しを遮るために、つばが大きいものを選ぶと良いでしょう。サングラス
目が紫外線にさらされると、直接肌が紫外線にさらされたときと同様に脳が反応し、肌が余計に日焼けするといわれています。目の紫外線対策も重要なので、UVカット機能付きのサングラスを使用しましょう。
ネックガード・マフラータオル
意外と忘れがちなのが「首の日焼け対策」。帽子だけでは首まわりは守れません。「ネックガード」や「マフラータオル」などの衣類で首を覆えば、日焼け対策はばっちりです!
アームカバー
二の腕の裏や手の甲は、日焼け止めクリームの塗り忘れ多発部位です。アームカバーを着けておけば、無駄なく日焼け対策ができますよ。
日焼け止めクリーム
夏の登山やハイキングで汗をかくことは必至です。「汗をかいて、日焼け止めクリームが落ちてしまった!」なんてことがないように、ウォータープルーフの日焼け止めクリームを使いましょう。特に日焼けが気になる部位は、衣類で肌を覆ってしまうと効果的です。
また、汗をかいたらこまめに塗り直すことも重要。日焼け止めクリームは、お出かけ前に塗るだけでなく、登山途中で塗り直しできるように携帯しておきましょう。
ポイント2:虫よけ効果もある日焼け止めクリームが便利!
蚊、アブ、蜂、ブヨ、ムカデ、山ヒル…山にはいろんな虫がいます。虫刺されを防ぐためには、虫よけ対策が欠かせません。衣類で肌を保護するのが一番効果的ではありますが、虫よけスプレーを使うといった選択肢もあります。
しかし日焼け止めを塗った上に虫よけスプレーを重ねると、汗をかいたときに肌がベタつくこともしばしば。
そこでおすすめなのが、虫よけ効果を兼ね備えた日焼け止めクリームです。
二度塗る手間が省けますし、持参する荷物も減るので、山歩きにはうってつけです。
ポイント3:水分補給はこまめに!
夏にハイキングをするときは、脱水症状や熱中症を防ぐために、こまめに水分補給をしましょう。
適切な水分補給は、体温の上昇も防ぎます。
ポイント4:汗冷えを防ぐ
夏だからこそ油断しがちなのが「低体温症」への対策です。山の標高が上がれば上がるほど気温は低くなり、稜線に出ると風が強くなります。衣類が汗で濡れた状態で立ち止まって風を受けると、汗冷えをして低体温症に陥る危険が出てくるのです。
登山時の低体温症を防ぐためには、汗で服が濡れたら着替えたり、速乾性が高い衣類を着たり、といった注意が必要です。
なお、綿製品のウェアは乾きが悪いのでおすすめしません。
ベースのTシャツにはウールや化繊素材のものを選びましょう。
夏の山歩きで注意するポイントまとめ
- 「日焼け対策」と「虫よけ対策」は、肌を露出させないのが一番効果的
- 脱水症状や熱中症を防ぐため、水分補給はこまめに行なう
- 低体温症を防ぐため、速乾性の高いウェアを着る。綿はNG
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