金沢の町家カフェで過ごす時間が、旅のハイライトになる

※掲載内容は取材当時のものです。最新情報をお調べのうえお出かけください。

金沢観光って、歩けば歩くほど「気持ちがほどける街」だと思いませんか。石畳、出格子、浅野川の風、角を曲がるたびに増える“いい雰囲気”。でも実は、その雰囲気をいちばん濃く味わえるのは名所よりもカフェの「余白」だったりします。

とくに、金沢の町家(まちや)を活かしたカフェは、観光の合間に立ち寄るだけで “金沢らしさ” がスッと体に入ってくる場所です。

【金沢に行くなら夜行バスがお得!】
東京→金沢
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目次

金沢の町家カフェは、歩き疲れて足を止めたときに「来てよかった」がじわっと沁みる場所。観光の合間に寄りやすいお店を、移動のしんどさが出ない順番でご紹介します。"朝・回復・ご褒美"の使い分けのコツもまとめました。

町家カフェが「金沢旅の満足度」を底上げする

町家カフェの良さは、休憩がただの「座る時間」で終わらないこと。梁や格子、奥行きのある間取りがつくる空気に触れるだけで、観光の続きが店内に持ち込めます。そのため、短い滞在でも"金沢らしさ"が思い出として濃く残ります。

失敗しない「金沢の町家カフェ」選び

町家カフェは"当たり"が多い反面、選び方を間違えると「移動に疲れた」「並んで終わった」になりがち。ここでは、旅の動線に沿った選び方をまとめます。

まずはエリアで絞る:駅周辺→近江町市場→茶屋街が王道

初めての金沢なら、この並びが歩きやすいのではないでしょうか。

・金沢駅周辺:到着直後でも動きやすい
・近江町市場周辺:食べ歩き+休憩の相性が良い(駅から徒歩12分程度、バスあり)
・ひがし茶屋街〜主計町:街並み自体がご褒美(重要伝統的建造物群保存地区)

この順に寄れる店を選ぶと「戻り」が減るため、「しまった!」という思いもなくなり体力も残ります。

金沢・ひがし茶屋街を散策する観光客

"映え"よりも「混雑」と「滞在目的」を先に決める

町家カフェは写真映えしやすい分、人気店は混みます。先に目的を決めると、選ぶ店がブレません。

・朝のスタートを整えたい:モーニングがある店
・歩き疲れたので静かに座りたい:席数や空気感が落ち着く店
・今日は甘いもので満たされたい:名物スイーツが強い店

「どこが可愛いか」より、「自分が今どんな休憩をしたいか」。これがいちばん外しません!

金沢らしさを感じる町家カフェ|朝・回復・ご褒美で選ぶ4タイプ

ここからは、観光の流れに組み込みやすくて、"金沢の町家らしさ"もきちんと味わえるお店をご紹介します。朝のスタートに向く店、歩き疲れた体を回復させる店、そして「今日はこれで満足」と思えるご褒美のお店。気分と時間帯で選べます。

Cafe たもん|ひがし茶屋街で"朝から幸福"なパンケーキ

ひがし茶屋街の中でも、朝から動きたい派に強い一軒です。8:00オープンなので、混雑を避けるなら早い時間が狙い目。

店内まで続く茶屋街の空気
店の前は茶屋街らしい景色。外で感じた"金沢の情緒"を、そのまま席に持ち込めるタイプの町家カフェです。観光の途中で入るというより、観光を始めるスイッチに向いています。

朝か昼かで選び方が変わる
メニューは時間帯で表情が変わります。朝に行けるなら"朝たもん"系のセットが旅の体力を支えてくれます。
朝:甘すぎないセットで胃を起こす
昼:パンケーキ+ドリンクで「今日は勝ち」感を作る

橋場町から茶屋街へ、徒歩のワクワクが始まる
橋場町バス停から徒歩5分の案内があり、茶屋街散策の入口としても使いやすい立地です。

【詳細情報】
Cafe たもん|公式サイト
住所:石川県金沢市東山1-27-7(GoogleMap
営業時間:8:00〜17:00(L.O.16:30)
定休日:無休

Angolo CAFFE(アンゴロカフェ)|エスプレッソで始める金沢の朝

「朝から茶屋街はちょっと重いかも」という日、駅近くで整えられる町家カフェがあると助かります。

町家×イタリアの"いいとこ取り"
町家の落ち着きって、和に寄せすぎると背筋が伸びることもあります。ここはエスプレッソやパニーノが主役で、空気は軽やか。「古い家の中で飲むラテ」って不思議!

行列回避と時間節約の "朝固定席"
旅の朝は、判断回数が多いほど疲れます。だから、朝に"固定席"を作るのがコツ。
朝いちでコーヒーを入れて、その日の計画を決める
近江町市場に向かう前に、胃を起こしておく
雨の日のスタート地点として使う

【詳細情報】
Angolo CAFFE(アンゴロカフェ)|公式サイト
住所:石川県金沢市笠市町10-1(GoogleMap
営業時間:8:00〜16:00(L.O.)
     モーニング 8:00〜11:00
     ランチ   11:00〜16:00
定休日:火・水(不定休)

Cafe Kan本店(越山甘清堂)|和菓子屋の町家で"ご褒美"休憩

町家カフェで「金沢らしさ」を感じたいなら、老舗和菓子屋が手がけるカフェもオススメです。近江町市場〜尾張町あたりで食べ歩きをしたあとに寄ると、甘い時間がその日のハイライトになります。

町家の落ち着きに"和菓子の品"が乗る
町家の空気って、静かでやさしいぶん、どこか背筋が整う感じもあります。Cafe Kan本店はそこに和菓子屋らしい上品さが加わって、写真を撮らなくても「ちゃんと金沢にいる」って感覚が残ります。
市場のあとになら、疲れがきれいに抜ける
観光中盤って、意外と体力が削られるタイミングです。そんなとき、ここを"休憩のゴール"として挟むと、午後の動きがぐっとラクになります。

近江町市場から茶屋街方面へ歩く途中に
市場から歩ける距離感で、わざわざ遠回りしなくていいのが魅力です。「市場→甘味休憩→茶屋街」の流れが作りやすいので、初めての金沢でも組み込みやすい一軒です。

【詳細情報】
Cafe Kan本店(越山甘清堂)|公式サイト
住所:石川県金沢市尾張町2-11-29(GoogleMap
営業時間:10:30〜18:00(L.O.17:30)
定休日:水曜、第1・第3火曜

町の踊場 蔵カフェ|静けさが濃い"回復"の町家時間

観光の後半、「もう一回どこか行きたいけど、足が重い」ってときに助けてくれるのが、こういう"静けさのある町家カフェ"。ホテルに併設された蔵がカフェになっています。

町家の奥行きに、蔵のひんやり感が混ざる
蔵を活かした空間は、外の賑わいとの切り替わりの早いのが魅力です。席に座った瞬間に、心がスッと落ち着きます。

午後の「回復タイム」を先に確保
金沢は見どころが密集しているぶん、歩く距離が増えがち。だから「疲れてから探す」より、あらかじめ回復場所を決めておくと旅が安定します。

行き方:観光の"合間"に挟むと、次の行動が軽くなる
昼とカフェの時間帯が分かれているので、「遅めランチ→少し休憩→次へ」も作りやすいです。観光の勢いが落ちる時間帯に、うまく差し込むと一日が長く使えます。

【詳細情報】
町の踊場 蔵カフェ|公式サイト
住所:石川県金沢市瓢箪町7-6(GoogleMap
営業時間:12:00〜17:00(ランチ12:00〜14:00/カフェ14:00〜17:00)
定休日:なし

町家カフェを"はしご"できる1日プラン

大切なのは、カフェがちゃんと"休憩"として機能すること。ここでは「朝・回復・ご褒美」の使い分けができるよう、歩きやすさ優先で2パターンご紹介します。

金沢を旅行する女性:お抹茶をいただく

王道ルート:駅→市場→尾張町→茶屋街(迷わない・歩きやすい)

初めての金沢で迷いにくいのは、この流れではないでしょうか。市場の賑わい→町家の落ち着き→茶屋街の情緒、と空気が段階的に変わるので、気分もだれにくいのがポイントです。

・8:00 Angolo CAFFEで朝コーヒー
 旅の予定を決める「固定席」にすると一日がラク

・9:30 近江町市場で食べ歩き
 ここで無理に食べすぎないのが午後を伸ばすコツ

・11:00 Cafe Kan本店で"ご褒美"休憩
 和菓子屋の町家で落ち着くと午後の回復力が上がる

・14:00 町の踊場 蔵カフェで"回復"タイム
 静けさが濃いので、歩き疲れをいったんリセットできる

・15:30 ひがし茶屋街〜主計町を散策
 夕方に近づくほど街並みがきれいに見える

・16:00 Cafe たもんで甘い締め
 混雑が気になる日は、早めの時間に入れ替えてもOK

「甘いものは1回で十分」なら、Cafe Kan本店かCafe たもんのどちらかだけにするといいでしょう

バス活用ルート:歩き疲れを"前借り"しないショートカット

金沢は見どころが密集しているぶん、知らないうちに歩数が増えがち。「今日は歩く日じゃない」と決めたら、バスを選ぶのが正解です。

金沢市内コミュニティバス「ふらっとバス」

・朝は駅周辺でAngolo CAFFE→バスで市場へ移動
・市場のあと、尾張町(Cafe Kan本店)を挟んで一度座る
・午後はバスで茶屋街側へ寄せて、歩く区間を短くする
・ひがし茶屋街の散策後、余力があればCafe たもん
・体力が落ちている日は、蔵カフェを"回復枠"として優先

東京→金沢を夜行バスで行くなら、町家カフェが"回復装置"になる

夜行バスは、うまく使うと旅の自由度が跳ね上がります。宿代を抑えて、そのぶん食やカフェにまわしましょう。

カフェで地図をみる女性

ケーススタディ:朝7時着の「1杯目」を間違えない

たとえば、東京を夜に出て朝に金沢へ着く便を選んだAさん(25歳)。到着直後にいきなり観光地へ向かうのはNG!まずはカフェで整えましょう。その後はきっと、心も体もトラブルなく過ごせます。

・早朝到着→駅周辺で身支度→朝カフェで体を起こす
・そのあと市場→茶屋街へと観光

「朝の1杯目」を丁寧に扱うだけで、夜行バスの疲れはかなり吸収できます。

夜行バスの快適度は"準備"で決まる

夜行バスを前向きに使うコツは、苦手なポイントを先回りで潰すことです。

・首:「フード付き上着+薄いストール」が効く
・光:アイマスクは必須
・音:ノイキャンが無理なら耳栓
・乾燥:小さい保湿と目薬

夜行バスは"我慢"じゃなく、"使い方の工夫"で快適になります。

東京⇔金沢の夜行バスを探すなら、出発地・座席タイプから選べるページが用意されています。

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