京都でテイクアウトしたい!五感で楽しむ和スイーツ

※掲載内容は取材当時のものです。最新情報をお調べのうえお出かけください。

せっかく京都に来たからには、その土地ならではの味をお土産に持ち帰りたい。
けれど、旅先では「行列で諦めた」「時間がなくて入れなかった」…このような経験もあるのではないでしょうか。

そんなときに頼りになるのが、テイクアウトが可能なスイーツたち。味はもちろん、京都らしい風情や素材が詰まった逸品を、好きなタイミングで、好きな場所で楽しめるのが魅力です。

京都テイクアウトスイーツ

この記事では、持ち歩きしやすく、心に残る和スイーツを厳選してご紹介します。

【夜行バス「VIPライナー」で東京方面から京都へ!】
東京発→京都着
横浜発→京都着
千葉発→京都着
埼玉発→京都着

京都のスイーツは「味覚の旅」。移動時間も、思い出に

食べ歩き、立ち寄り、持ち帰る。旅と甘味は、いつも寄り添うように存在します。なかでも京都のスイーツは、"土地の風土"がそのまま味になっていると言っても過言ではありません。

たとえば、古民家を改装したカフェで出される素朴なおやつには、代々受け継がれた味と文化が宿っています。そのため、栗や抹茶など地元の食材を使った菓子には、気候や土の香りまでもが感じられるのです。

スイーツは観光名所の"ついで"ではなく、もうひとつの主役! 本記事では、「旅の余白を満たす甘味」にふさわしい、珠玉のテイクアウトスイーツをご紹介します。

1. アートと味覚が融合する「マルニカフェ」(五条)

築50年のレトロビル「つくるビル」の2階にある「マルニカフェ」は、建築士やデザイナーなどのクリエイターが集うアトリエの中に、ひっそりと佇む隠れ家カフェです。空間自体がまるで作品のようで、そこに並ぶスイーツもまた、視覚と味覚の両方に訴えかけてきます。

キャロットケーキの優しさは、ひとくちの記憶になる

看板メニューは、エディブルフラワーで彩られたキャロットケーキ。
一見すると素朴ですが、食べてみるとじんわり広がるスパイスの香りと優しい甘さ! 人参特有の香りはほとんどなく、生地はしっとりふわふわ。ナッツやドライフルーツの食感も絶妙です。
冷蔵でのテイクアウトも可能なので、ホテルに持ち帰ってゆっくり味わうもよし。京都の静かな午後にぴったりの、上品で温かみのある一品です。

羽根付きたい焼きは、午後のご褒美

14時から登場する羽根付きたい焼きは、見た目のインパクトと味の実力を兼ね備えた逸品です。羽根はパリパリ、生地はもっちり!

なかには北海道産小豆の自家製あんこがぎっしり詰まっています。変わり種として、さつまいも×クリームチーズという甘じょっぱい組み合わせも用意されており、リピーター続出です。

【詳細情報】
マルニカフェ|公式サイト
住所:京都府京都市下京区西錺屋町25 つくるビル2F(GoogleMap
営業時間:11:30〜16:00 *たい焼きの販売は、14:00~売り切れ次第終了
定休日:月曜・日曜・祝日

2. カフェバーが昼だけカフェに!「Panel Cafe 京都店」(祇園)

京都・祇園の繁華街にある「CafeRob京都」は、夜はバーとして営業している空間を昼間だけ間借りしてオープンしているユニークなカフェです。重厚感あるインテリアと、ふわしゅわのパンケーキというギャップが面白く、落ち着いた雰囲気の中で甘いものを楽しめます。

抹茶と求肥のパンケーキが、心をふっとほどく

一番人気の「庭園抹茶だいふくパンケーキ」は、ふわっと空気を含んだスフレ生地に、求肥・抹茶クリーム・あんこ・ホイップが丁寧に重ねられた贅沢な一皿。

持ち帰り専用のパックに詰めてもらえば、帰りのバスでもそのおいしさを存分に味わえます。

黒糖タピオカドリンクは、ひと息つきたい午後に

宮古島産黒糖を贅沢に使用したタピオカドリンクは、甘みのキレがよく、飲みごたえのある一杯。パンケーキとの相性も抜群で、セットでの注文が断然おすすめです。

【詳細情報】
Panel Cafe 京都店|公式Instagram
住所:京都市東山区常盤町165 みかくビル1F(GoogleMap
営業時間:10:00〜17:30(L.O. 16:00)
定休日:不定休

3. 和栗の真髄がここに。「和栗専門 紗織」(木屋町)

京都・木屋町の風情あるエリアに店を構える「紗織」は、和栗の魅力を最大限に引き出した専門店です。和栗の名産地・丹波から仕入れた栗を職人が一本一本手作業で仕上げるモンブランは、まさに食べる芸術!

1mmのモンブランクリーム、その繊細さに感嘆

テイクアウト用の「綾」は、バニラソフトに1mm幅で繊細に絞られた栗クリームが覆いかぶさる一品。

その見た目の美しさもさることながら、口に入れた瞬間に栗の香りがふわっと広がり、余韻としてナッツのような深みが残る、非常に完成度の高いスイーツです。

冷凍でも持ち帰り可能で、保冷材や包装も完備。贈答用としても人気があります。

季節ごとに変わる、限定の栗と果実のパフェ

秋には洋梨やぶどう、春にはいちごなど、旬の果物と和栗を組み合わせたパフェも販売されています。テイクアウトでもしっかり再現されたその味は、「並んでも食べたい」クオリティです。

【詳細情報】
和栗専門 紗織|公式サイト
住所:京都市下京区木屋町通松原上る二丁目和泉屋町170-1(GoogleMap
営業時間:10:00〜20:00(L.O. 19:00)*毎朝9時より当日分の整理券配布を開始
定休日:不定休

4. フルーツ×和菓子の進化系「梅園 oyatsu」(京都駅)

京都で70年以上の歴史を持つ甘味処「梅園」が、新しい時代の"おやつ"を提案するブランド、それが「oyatsu」。

お店はジェイアール京都伊勢丹の地下1階、アクセス抜群の立地にあります。旅の始まりや終わり、あるいはお土産購入のタイミングにも立ち寄りやすい場所として、観光客にも重宝されています。

フルーツ大福は、"みずみずしさ"を閉じ込めた一粒芸術

季節の果物を丸ごと包んだフルーツ大福は、断面の美しさとみずみずしさが魅力。みかん・いちご・キウイ・シャインマスカットなど、その時々で表情が変わるラインナップに心が躍ります。

求肥は柔らかくも歯切れがよく、白あんの甘さは控えめ。果実本来の味を引き立てるように設計されたこのバランス感覚は、老舗だからこそ到達できる職人技と言えるでしょう。

あんバターどら焼きは、懐かしさと新しさの間にある一口

粒あんと有塩バターをふっくら焼き上げたどら焼き生地で挟んだ「あんバターどら焼き」は、京都土産の新定番として注目を集めています。ほんのり温かみが残るどら皮と、バターの塩味があんこの甘みを引き立てるコンビネーションは、幅広い世代に愛される味。

冷蔵保存で風味が損なわれにくく、持ち帰りやすさも◎です。

【詳細情報】
梅園 oyatsu ジェイアール京都伊勢丹店|公式サイト
住所:京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町(GoogleMap
営業時間:10:00〜20:00(百貨店に準ずる)
定休日:不定休

5. 京町家で味わう、香りと甘味「うめぞの茶房」(紫野)

京都市北部・紫野の住宅街にある「うめぞの茶房」は、先にご紹介した「梅園 oyatsu」の姉妹店。築100年以上の町家を改装した静かな甘味処です。観光の喧騒から少し距離を置いているため、"京都の日常"に触れられます。

みたらし団子は、五感で味わうぬくもり

焼きたての団子にたっぷりとかかったみたらし餡は、香ばしくも上品な甘さ。もちもちとした団子の食感と、焦がし醤油の風味が相まって、心がほぐれる味わいです。冷めてもおいしく食べられるように工夫されており、テイクアウトにぴったり!

豆乳プリンは、優しさに包まれる京のデザート

なめらかな口あたりの豆乳プリンに、黒蜜ときな粉がたっぷりかかった一品。コクがありながら後味はすっきりとしていて、何度でも食べたくなる味。素材の良さと、京都らしい"静けさ"を一皿に閉じ込めたようなスイーツです。

【詳細情報】
うめぞの茶房|公式サイト
住所:京都市北区紫野東藤ノ森町11-1(GoogleMap
営業時間:11:00〜18:30 *テイクアウト、イートインのラストオーダー18:00
定休日:月曜、火曜、その他不定休あり

夜行バス「VIPライナー」で、京都旅をもっと自由に

たくさんのスイーツを持ち歩きたいなら、移動手段はなるべくリーズナブルに済ませたい。そんな方におすすめなのが、東京・横浜・千葉・埼玉から乗れる夜行バス「VIPライナー」です。

新幹線や飛行機に比べて格段に安価! 女性専用車両やシートタイプなどからバスを選ぶこともできます。早朝に京都へ到着できるので、スイーツ巡りの1軒目に並ぶための"時間の貯金"ができるのも魅力です。

移動時間も、あなたの"旅のひととき"に変えてくれる夜行バス。甘味をたっぷり抱えて帰るには、ぴったりの相棒です。

【夜行バス「VIPライナー」で東京方面から京都へ!】
東京発→京都着
横浜発→京都着
千葉発→京都着
埼玉発→京都着

前へ

大阪でテイクアウトできる韓国グルメ!夜行バス乗車前に立ち寄りたい

次へ

東京トリックアート迷宮館で、旅の一枚を!カメラ片手に迷い込む錯覚の世界