【旅×陶器】朝ドラ「スカーレット」で注目!毎日が楽しくなる「旅先で陶芸体験」のすすめ
※掲載内容は取材当時のものです。最新情報をお調べのうえお出かけください。
ただいま放映中のNHK朝ドラ「スカーレット」、皆さんはご覧になっていますか?
戸田恵梨香さん演じるヒロインの職業が信楽焼(滋賀県)の陶芸家ということで、陶芸に興味を持ち始めた人も多いのではないでしょうか。
かくいう当コラム編集部Aも、小さいころに家族で旅行した金沢で「ろくろ体験」をしたことがきっかけで陶芸にハマったクチです。
生まれて初めて自分と両親とで作ったその器は、今でもお正月の食卓に必ず登場します。
器を見るたびに金沢旅行の思い出がまざまざとよみがえるので、思わずノスタルジックな気分になってしまいます。
編集部A宅の九谷焼茶呑
器に凝ると生活が楽しくなる理由1「料理が楽しくなる」「腕前も上がる」
美しい食器を手に入れると、自炊が楽しくなり、苦ではなくなります。「この器に似合うメニューはなんだろう?」と考えるようになり、その結果、自炊するメニューの幅が広がり、毎日メニューや献立を考えるのが楽しくなるのです。
そんな生活を送っていると、「料理の腕が上がったかも?」なんてこともあるかもしれません。
器に凝ると生活が楽しくなる理由2「台所に洗い物がたまらなくなり、清潔になる」
素敵な器を使っていると、長く大切に使いたいという思いから、食べ物のシミが器に残らないよう、早く洗おうという気分になります。ゆえに洗い物が台所にたまりにくくなります。そうすると台所まわりがすぐに片付き、清潔な生活につながる、というわけです。
「美しい器」がもつ効果って、すごいですね!
器はなぜ「旅先で買う」といいのか?
器は生活用品なので、毎日の暮らしで目にするものです。見るたびに旅行当時の楽しかった思い出が鮮やかによみがえります。なんでもない日常の風景に、お気に入りの器が一つ紛れ込むだけで、日々の生活は今よりもっと彩り豊かに楽しくなるのです!
「旅先の陶芸体験」がおすすめな理由
筆者が幼少期に陶芸体験をしたのは金沢の九谷(くたに)で、店員さんがとても優しく接してくれたのを今でも覚えています。
それまでは、アニメのキャラクターが描かれたプラスチックの食器や、シンプルな白い器しか知りませんでしたが、そのとき店員さんが見せてくれた九谷焼は、渋い色で、重くてザラザラとした凹凸のたくさんある立派なものばかりでした。
「世の中にはこんなに多様な種類の器があるんだ!」と子ども心に衝撃を受けたものです。
筆者はそこから器作りにハマり、今でもときどき陶芸に没頭することがあります。ろくろを回している最中は無心になれるので、癒しのひとときが過ごせるのです。
ろくろの上で回る、水が含まれた土を指先で触っていると、滑らかな感触が得られ、なんとも言えない気持ちになります。
時折、砂利の違和感があるので、少し強い力を加えてそれを整えていくときの「反発力」もたまりません。
陶芸をするたびに器はできあがりますが、やはり一番最初に金沢で作った器はとても貴重なものです。
冒頭でもお伝えしたように、今でも我が家ではお正月にだけ登場し、食卓に「金沢旅行の思い出」という彩りの一品を加えてくれます。
金沢で体験した「生まれて初めての陶芸」は、今現在の筆者を形成するものの一つとして、大切なパーツです。
ゆえに筆者は、「旅先での陶芸体験」を強力にオススメしたいのです!
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