大阪『ニフレル』〜アートを感じる水族館〜
※掲載内容は取材当時のものです。最新情報をお調べのうえお出かけください。
いままでにない水族館として、2015年にオープンした『NIFREL(ニフレル)』。大きな水槽といったダイナミックさはありませんが、生きもの一つひとつをフォーカスし、間近でじっくりと眺められるのが大きな魅力です。
そしてデザイン性に富む展示空間では、まるで美術館にいるかのようなやすらぎが得られるでしょう。ここでは、大阪観光にオススメの水族館『ニフレル』をご紹介します。
『ニフレル』は、「感性にふれる」をコンセプトにした水族館
日本に水族館はいくつあると思いますか?2023年5月時点で、51か所あるそうです(日本動物園水族館協会ホームページより)。そのような中で、『ニフレル』は、今までにない新しい水族館を作ろうと、「感性にふれる」をコンセプトとして2015年にオープンしました。プロデュースしたのは、世界最大級の水族館として知られている「海遊館」。水族館だけでなく、動物園や美術館などさまざまなジャンルが組み込まれたミュージアムとなっており、生きものをより近くから鑑賞できるようになっています。
【ニフレル 詳細情報】
NIFREL(ニフレル)|公式サイト
住所:大阪府吹田市千里万博公園2-1 EXPOCITY内ニフレル(GoogleMap)
アクセス:大阪モノレール「万博記念公園」駅から徒歩2分
入館料:大人 2,200円、こども 1,100円
営業時間:公式サイト「営業時間・休館日」をご確認ください
海の生物の多様性に注目した8つのゾーン
展示テーマは『多様性』。生き物たちの個性や不思議な魅力を『ニフレル』独自の視点で8つに切り分けて見せています。1. いろ にふれる
2. わざ にふれる
3. およぎ にふれる
4. WONDER MOMENTS -宇宙アート体験-
5. かくれる にふれる
6. みずべ にふれる
7. うごき にふれる
8. つながり にふれる
水族館で生きものを引き立てるために大切なものが「水」。
生きものたちが心地よく過ごせるよう水質には徹底的にこだわっており、日々の水質検査は欠かせません。とくにクラゲやイソギンチャクなどの無脊椎動物は繊細で、水質の変化に非常に敏感です。
また、透明度の高さにもこだわりが! 水槽の水が濁っていたら、すこし嫌な気分になってしまいますよね。『ニフレル』ではイリエワニやミニカバなど個性豊かな生きものたちが、より自然な環境で活動する姿をクリアに見られるよう、海遊館で培った厳格な水質管理基準を導入しています。
ビーバーやワオキツネザルがすぐそこに!「うごきにふれる」ゾーンが大人気
8つのゾーンのなかでも人気なのが「うごきにふれる」ゾーン。ここは、生きものたちの遊び場となっており、ワオキツネザル・モモイロペリカン・カピバラなどが放し飼いにされているので、自然なすがたの動物たちに出会えます。
人気のビーバーがいるのも「うごきにふれる」ゾーン。生まれたばかりの赤ちゃんと、木の枝や皮を食べている姿が見られるかもしれません。さすが、親子だなぁ#アメリカビーバー #ニフレル pic.twitter.com/foThXO1cuK
— NIFREL(ニフレル)公式 (@NIFREL_official) August 8, 2023
ピクニック気分が味わえるカフェ
ピクニックをコンセプトとしたカフェ「EAT EAT EAT」では、マダガスカルバニラを使ったアイスクリームや食べる水、ワニカレーなど、気になるメニューが目白押し。水族館に行ったら魚を食べたくなる......なんてことがありますよね。『ニフレル』にはワニがいるからという訳ではありませんが、ワニカレーが人気です。チキンとほうれん草のカレーは、まるで沼のよう。そこには何かを狙っているようにご飯でできたワニが姿を見せています。今日は #カレーの日 ということですが、
— NIFREL(ニフレル)公式 (@NIFREL_official) January 22, 2019
館内のカフェ「EAT EAT EAT」では、
豆ごはんをワニの形に盛った、ほうれん草とチキンの「ワニカレー」が人気♪
もちろん、すぐ目の前には実物のイリエワニ(約3m)も。
#カレーの日 #ニフレル pic.twitter.com/hgsNHUeONv
食べる水も、遊び心のあるメニュー。水風船のような水のかたまりに爪楊枝でプチッと穴をあけると、透明のまるいゼリーのようなものが現れます。
そしてカフェの隣が「みずべにふれる」ゾーンとなっており、食事をしていると、ホワイトタイガーが視界に入ることもあるようです。緑をレイアウトした開放的なキャンプ空間で、ゆっくり食事を愉しみましょう。
万博記念公園(エキスポシティ)にある『ニフレル』
『ニフレル』があるのは、エキスポシティと呼ばれる万博記念公園。「ららぽーとEXPOCITY」に隣接しているため、「デートや記念日だから、しっかりと食事をしたい」という場合でも、食事場所に困ることはありません。(予約は必要かもしれませんが)また、すぐそばには街を一望できる観覧車「大阪ホイール」や芸術家の岡本太郎が制作した「太陽の塔」などの観光地があるため、大阪旅行で訪れるスポットとしてチェックしておくといいでしょう。
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