【歯磨きはどうする?】富士登山初心者のための持ち物チェックリスト
※掲載内容は取材当時のものです。最新情報をお調べのうえお出かけください。
日本人なら一度は登ってみたい世界遺産の富士山ですが、安心して登るために欠かせないのが「山小屋」の存在です。
山小屋と聞いて、どんなところなのか?宿泊には何が必要なのか?山小屋宿泊の未経験者には、いまいちピンとこないのでは?
そんな未経験の人のために、山小屋宿泊にあると便利なグッズや心得をご紹介します。
山小屋泊、こんなグッズが重宝する!
山小屋は富士登山の休憩や仮眠の拠点となる宿泊施設です。
しかし、観光地の宿泊施設と同じように思っていたら大間違い。お風呂やシャワーなどありません。
また個室もなく、相部屋が基本です。
山小屋泊経験が全くない人にとっては少々不便に感じるかもしれませんが、要は慣れです。
それでは宿泊にあたって、あると便利なグッズをご紹介いたします。
いろんな方法で使えるタオル
肌寒くなったら首に巻いたり、体にかけたり、目元にかければアイマスクとしても使えます。お風呂無し対策はウェットティッシュ、汗ふきシート
富士山の山小屋にはシャワーだけでなく、洗面所もありません。汗のベトつきが気になる場合は、ウェットティッシュや汗ふきシートがあると快適です。
歯磨きNG!でも歯を磨きたい!そんなときはコレ!
植生保護の観点から、登山小屋では「歯磨き」には気をつけなければいけません。
まずどこの山小屋にも言えるのは「歯磨き粉」は絶対にNGです!
また、富士山にある小屋には水道が通っていないので、水は大変貴重品です。
どうしても歯磨きをしたい人は、歯磨き粉なしで歯を磨き、口を濯ぐならペットボトルの水を使ってトイレなどで流します。
- 歯磨きシート
- 歯磨きガム
- 歯間ブラシ
などを用意しておくと良いでしょう。
もちろん使用後のゴミはそのまま持ち帰ります。
耳栓、アイマスク、マスクは就寝時の三種の神器
相部屋が基本の山小屋では、耳栓、アイマスク、マスクは必需品です。周りの人が立てる物音対策に耳栓、部屋の明かりが気になる場合はアイマスク、布団のホコリや、就寝時の乾燥対策にマスクがあると便利です。
消灯後の移動はヘッドランプ(懐中電灯)を活用
ヘッドランプは登山時にも使いますが、消灯後に小屋全体が暗くなってしまうので、トイレへ行くときなどに使用します。気になる人はトラベルシーツ・枕カバー
布団の共有が気になる方は、トラベルシーツ(寝袋用シーツ)などを用意するのもオススメ。防寒対策としても活躍しますし、枕カバーとしてタオルを代用することも可能です。
枕元にはペットボトルを
枕元には必ずペットボトルやナルゲンボトル等で水をキープしておきましょう。夜中に喉がかわいたら、我慢せずに水分補給を!高山病の予防にもなります。
夏でも防寒具は必須!
標高が高いところは夏場でも寒いものです。フリースウェアでも構いませんが、ダウン素材のものが軽くて便利!
ジャケットだけでなく、ダウンパンツもあるとベターです。
ダウンは水に濡れると乾きが遅いので、ザックに入れる時は必ず防水性のあるスタッフサックなどでカバーしましょう。
小屋ではスーパーのレジ袋はなるべく使わない!
夜中に使う可能性のあるものは、袋にまとめて枕元におくと良いでしょう。また富士登山では、休息と睡眠がとても大切です。
他の宿泊者の睡眠の邪魔をしないよう、音を立てないよう注意する必要があります。
消灯後は、ガサガサという音が耳につくスーパーのレジ袋を使うのは避けた方が無難です。
枕元では、100ショップで売っているエコバッグなど、音が出ないものを使用しましょう。
小屋でのアルコールは控えよう
利尿作用のあるアルコールは、体を脱水症状にさせるおそれがあります。脱水状態は体調不良を招きやすいので、高山病の気がある人は、アルコールを控えましょう。
睡眠導入剤などを使用すると、呼吸が浅くなってしまうため、高山病を悪化させる原因にも。
常用している方は、必ず主治医に相談しましょう。
自分の登山靴に目印をつけよう
小屋の下駄箱には似た登山靴が多く、取り間違えも多いようです。他の人に間違えられないよう、靴紐の部分に洗濯バサミを付けておいたり、靴の中に目印となるものを入れておいたりすると、取り違え防止になります。
富士登山には高速バス・夜行バスVIPライナーで
高速バス・夜行バスVIPライナーでは、とってもお得な富士登山ツアーのプランを多数ご用意しています。
八合目で泊まる宿を指定できるプランや、下山後に山中湖温泉で入浴できるプランなどが大好評です!
この夏、登山をお考えの方はぜひ利用してみてください。
※掲載内容は取材当時のものです。最新情報をお調べのうえ、お出かけください。
フォローしませんか?