自分にピッタリな「スーツケース」の選び方【サイズ容量・ソフトorハード・キャスター・鍵】

※掲載内容は取材当時のものです。最新情報をお調べのうえお出かけください。

旅行で荷物を持ち運ぶのに、スーツケースを利用する人は多いのではないでしょうか。
しかし一口に「スーツケース」といっても、その種類は千差万別。
「一体どんなスーツケースを買えばいいの?」
そんな疑問をお持ちのあなたに、スーツケースの選び方をお伝えします!

スーツケースに座る

旅行日数で「サイズ容量」を決めよう

メジャーで測る

スーツケースのサイズは、1日あたり10Lぐらいあると良いでしょう。旅行日数を目安にすると、

  • 1〜3日間:30〜40L
  • 4〜7日間:50〜80L
  • 8日〜長期滞在:81L以上
ぐらいの容量が必要とされます。

「大は小を兼ねる」と言いますが、スーツケースのサイズが大きすぎると中に隙間が生まれて荷物が散乱してしまうので、大きすぎも考えもの。また、隙間を作らないパッキング(荷造り)も重要です。

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逆にスーツケースのサイズが小さすぎると、荷物が入りきらず別のバッグを何個も持って歩くことに…。バッグの個数が多いと荷物の置き忘れなどを誘発するので、旅行には好ましくありません。

まずは旅行の日数から適切なスーツケースの大きさと容量を考え、あなたにぴったりなサイズを見つけましょう。

こんなときは大きめのサイズで行こう!

冬季の旅行や寒冷地に行く場合

冬の旅行や、寒冷地に行く場合、セーターやコートなど分厚い洋服が増えるため、荷物がかさばりやすくなります。目安とされているサイズよりも一回り大きいスーツケースを持っていくと良いでしょう。
夏場の旅行でも、避暑地や山岳地などの涼しい場所に行くときはご注意を!

お土産・コンサートグッズなどをたくさん買う場合

旅行前に荷造りをしているときは、帰りの「お土産」のことを忘れてしまいがちです。「旅先でお土産(グッズ)がスーツケースに入らない…」なんてことにならないように、荷造りの時点で帰りの荷物のことを考えて、一回り大きいスーツケースを用意しましょう。

移動が多い人は「ソフトケース」、防犯機能を重視する人は「ハードケース」がおすすめ

スーツケース

スーツケースの素材には、柔らかい生地で作られたソフトケースと、硬いプラスティック等で作られたハードケースの2種類があります。

ソフトケースは移動が多い旅に最適

ソフトケースは、とにかく軽量なのが特徴です。
同じ容量でも、ハードケースと比べると、重さが約半分のものもあります。
移動が多い旅では、比較的軽量なソフトケースを選ぶと良いでしょう。

ハードケースは防犯機能が高い

ハードケースは、素材に使われているのが硬いプラスチックなので、外からの衝撃に強いのが特徴です。
また、ケースの中が密閉される状態になるので、防水性にも優れています。
防犯機能や防水性を重視する人は、ハードケースがおすすめです。

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キャスターは2輪と4輪、どっちがいい?

スーツケースで旅立ち
キャスターが2輪の場合、4輪に比べて車輪が大きく、スーツケースを斜めに引くときに安定感があるのが特徴です。

4輪の場合は、スーツケースを立てたまま体の横で引けて、荷物の持ち運びが楽になるので、とくに女性にはおすすめです。

他にも、あまりゴロゴロ音がしない「静音キャスター」や、タイヤが二重になっていて安定感のある「ダブルキャスター」などがあります。
それぞれの重さや値段などを考慮し、最適な機能を選びましょう。

ロックの選び方

TSAロック(鍵)

ダイヤル式?それとも鍵式?

スーツケースのロックには、「ダイヤル式」と「鍵式」の2種類があります。

ダイヤル式の場合は、番号を忘れてしまうリスクがあり、鍵式だと鍵をなくしてしまうリスクがあるので、どちらを選べばいいか悩ましいところ。

ダイヤル式は、番号をスマホのメモに残しておくなどの工夫ができるので、うっかりさんには、ダイヤル式の方がいいかもしれません

渡米予定がある場合は「TSAロック」があるスーツケースを選ぼう

アメリカに渡航するときに便利なのが「TSAロック」。アメリカの空港でTSA職員が特殊な開錠ツールを使って鍵を開けられるシステムです。
国内旅行でTSAロックの出番はありませんが、渡米予定がある人は覚えていくと良いでしょう。

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