東京⇔富山の行き方ガイド|予算と時間で選ぶ4つの交通手段
※掲載内容は取材当時のものです。最新情報をお調べのうえお出かけください。
東京から富山への移動は、「とにかく安く行きたい」「できるだけ早く着きたい」「仕事終わりにそのまま行きたい」など、優先したいポイントは人それぞれ。

しかも、富山から東京へ戻るパターンも含めて考えると、行きと帰りでベストな交通手段が変わることもよくあります。
この記事では、東京⇔富山の主な移動手段(新幹線・飛行機・車・高速夜行バス)を、料金・所要時間・疲れにくさの3つの軸で比較しながら、それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。
最後には、「結局どれを選べばいいの?」という悩みに答えるケース別のおすすめと、夜行バスを快適に使うコツについてもまとめました。
【夜行バス「VIPライナー」で東京方面から金沢へ!】
東京・埼玉発→富山着
目次
東京⇔富山|まずは「最安・最短・バランス型」をざっくり把握
ここでは、細かい数字の前に「どの手段がどんな人向きか」を感覚的につかんでおきましょう。
・最安重視
→ 高速夜行バス(片道3,500〜9,000円前後が目安)
・とにかく早く着きたい
→ 北陸新幹線「かがやき」「はくたか」(約2時間10〜40分)
・時間よりも" door to door の楽さ "重視(家〜現地までのトータル)
→ 新幹線 or 夜行バス(乗り換えが少なく、富山駅まで一直線に行ける便が多い)
・複数人で観光しながら移動したい
→ 自家用車・レンタカー(高速料金は普通車で片道約9,800〜10,800円/5時間半前後)
・仕事終わりに出発して、翌朝から富山で動きたい
→ 高速夜行バス(東京発の深夜便→朝の富山着が充実)
「安さ」だけを見ると夜行バス、「速さ」だけを見ると新幹線という構図は、東京⇔富山でも変わりません。
その上で、フライトや車という選択肢も含めて、自分の予定と体力に合わせて組み合わせていきましょう。

交通手段別|料金と所要時間の目安
東京⇔富山を移動するときの主要4パターンについて、料金・所要時間・乗り換えのしやすさを以下のようにまとめました。
数字はあくまで「目安」であり、普通車・通常期・標準的な便をもとにした概算です。運賃やダイヤは改定されるため、最新情報は各公式サイトや乗換案内サービスでご確認ください。

上記の表だけを見ると、「お金に余裕があれば新幹線か飛行機、節約したければ夜行バス」というシンプルな結論になりますが、実際には出発時間・到着時間・荷物の量・同行人数によって最適解は変わってきます。
手段別の特徴を深掘り|メリットと注意点
ここからは、それぞれの交通手段の良いところと、事前に知っておきたいポイントを詳しく見ていきましょう。
高速夜行バス|料金と"時間の有効活用"でバランス◎
まずは東京⇔富山の移動手段の中でも、もっとも関心度の高い「夜行バス」から見ていきます。
▼夜行バスの料金・所要時間の目安
東京(新宿・東京駅周辺など)〜富山を結ぶ高速バスは複数社が運行しており、便によって仕様はさまざま。以下が、だいたいの目安です。
・片道料金:おおよそ3,500〜9,000円前後(時期・シート仕様により変動)
・所要時間:7〜10時間程度(夜出発→翌朝到着)
▼夜行バスのメリット
・4つの手段の中で、ダントツで安い料金帯
・夜に出発しているあいだに移動が完了するので、現地で使える時間が最大化できる
・富山駅周辺まで直行の便が多く、到着後の動線がシンプル
・仕事終わりに乗って、そのまま「寝て起きたら富山」というスケジュールが組める
交通費を抑えつつ、現地での滞在時間はしっかり確保したい遠征やライブ・イベント目的の旅行と特に相性の良い手段です。
▼夜行バスのデメリット・不安ポイント
・座席スペースが新幹線や飛行機よりコンパクト
・眠りにくい人だと「体がバキバキになりそう」と不安を感じやすい
・長時間同じ姿勢なので、足のむくみや冷えが気になりやすい
最近は3列独立シート・足元ゆったりシート・女性専用エリアなど、車内設備がかなり進化してきています。
ブランケットや簡易枕、アイマスクなどのアメニティをうまく使えば、「思ったよりぐっすり眠れた」「朝から普通に観光できた」という声も多い移動手段です。

飛行機|とにかく速いけれど、空港アクセスも含めて検討を
飛行機は、「とにかく移動時間を短縮したい」という人が最初にイメージする手段です。
▼飛行機の基本情報と所要時間の感覚
羽田空港〜富山空港は、ANAの直行便が運航しており、飛行時間そのものは約1時間です。しかし、実際の door to door では次のような時間がかかります。
・羽田空港までの移動
・出発1時間前までのチェックイン・保安検査
・フライト約1時間
・到着後の荷物受け取り(〜30分前後)
・富山空港→富山駅方面への連絡バス(約25分)
羽田空港までの移動を除き、トータルで3.5〜4時間程度を見ておくと安心です。
▼飛行機のメリット
・移動時間そのものは圧倒的に短い
・天候さえ問題なければ時間が読みやすい
・マイルが貯まる・使える
特に、「朝イチで東京を出て、富山で昼前から動きたい」「帰りは富山を夕方まで満喫して、その日のうちに東京へ戻りたい」といったタイトなスケジュールには相性が良いです。
▼飛行機のデメリット・注意点
・運賃が高い(早割などを使わないと1万円台後半〜2万円台が多い)
・羽田空港・富山空港までのアクセス費用・時間も別途かかる
・便数は新幹線ほど多くないので、時間の融通が効きにくい
・荷物検査や搭乗手続きで、どうしてもバタバタしやすい
「飛行機で1時間だから近いでしょ」と油断して、空港アクセスを見落とすと意外と時間もお金もかかった...というケースもあるので、移動全体の流れで考えるのがおすすめです。

北陸新幹線|王道で安心、時間と快適さのバランスが良い
東京⇔富山の移動では、北陸新幹線がもっともオーソドックスな選択肢です。
▼新幹線の所要時間と料金の目安
東京駅〜富山駅間は、「かがやき」利用で約2時間10分前後、「はくたか」利用で約2時間30〜40分が目安です。
料金は、通常期の指定席で片道おおよそ12,760〜14,000円台。グリーン車やグランクラスを利用すると、この上に数千円〜1万円以上プラスとなります。
▼新幹線のメリット
・東京駅〜富山駅を乗り換えなしで結んでくれる(かがやき利用時)
・ダイヤ本数が比較的多く、時間帯の選択肢が豊富
・車内でPC作業・読書・寝るなど、過ごし方を選びやすい
・雪の季節でも比較的安定して運行される
「朝イチに東京を出て、午前中のうちに富山に着きたい」「夜のライブや観光を最後まで満喫して、その日のうちに東京へ帰りたい」といった日帰り遠征に向いています。
▼新幹線のデメリット・注意点
・往復すると、交通費だけで2.5万円前後〜とそれなりの負担
・繁忙期(連休・年末年始など)は指定席が早めに埋まりやすい
・東京駅までのアクセス次第では、「思ったほど時間短縮にならなかった」ということも
とはいえ、「速さ・快適さ・本数」のバランスは非常に優秀なので、予算に余裕があるなら最有力候補になります。

自動車|自由度は高いが、ドライバーの体力と天候次第
「友だちとわいわいドライブしながら行きたい」「途中でもう一箇所寄りたい観光地がある」といった場合は、車も候補に入ります。
▼車での所要時間・費用感
東京〜富山を高速道路経由(普通車)で移動すると、ルートによって多少前後するものの、走行距離は約460〜480km、所要時間はおおむね5時間半〜6時間前後となります。
高速料金は、ETC利用で片道約9,800〜10,800円前後。ガソリン代を加えると、交通費そのものは新幹線と同じか、やや安いくらいのイメージです。
▼自動車のメリット
・出発時間も経由地も完全に自由
・サービスエリアや観光スポットに寄り道し放題
・高速料金・ガソリン代を人数で割れば1人あたりかなり安くなる
たとえば、高速料金約10,800円を4人で割ると1人2,700円程度まで下がるので、4人前後でのドライブ旅行なら夜行バス並みに安くなることもあります。
▼自動車のデメリット・注意点
・渋滞や悪天候の影響をダイレクトに受ける
・冬の北陸方面は「雪道」という大きなハードルがある
・ドライバーの負担が大きく、1人運転だとかなりハード
東京発の夜出発→富山朝着という「夜通し運転」パターンは、想像以上に体力を消耗します。
「富山に着いた時点でヘロヘロ!観光どころじゃない...」ということもあるので、運転交代できる人数がいるか、冬タイヤやチェーンは用意できるか...など、冷静にチェックしましょう。

どの行き方が合っている?ケース別の選び方
ここまでの情報をふまえて、「自分の場合はどのケースに当てはまりそうか」整理してみましょう。
できるだけ安く、でもちゃんと楽しみたい人
予算を抑えつつも、現地でしっかり楽しみたい人は、次のような組み合わせがおすすめです。・行き:夜行バス(朝イチから富山を満喫)
・帰り:新幹線(疲れがたまっている帰路を短時間で)
このパターンなら、
・交通費のトータルは往復新幹線よりかなり抑えられる
・行きは「寝ているうちに到着」、帰りは「一気に東京までワープ」という良いとこ取りができます
「行きだけでも夜行バスにするだけで、宿泊費や交通費がかなり変わる」ので、まずは片道から取り入れてみるのもありです。

体力にあまり自信がない・酔いやすい人
乗り物酔いしやすかったり、腰痛持ちだったりする人は、移動時間の短さと座席の安定感を優先したほうが安心です。・基本は北陸新幹線
・予算に余裕があれば、グリーン車やグランクラスも検討
新幹線であれば、必要に応じて途中下車して休憩を入れることもできますし、揺れも比較的少なく、車内での姿勢も変えやすいです。
富山から東京へ、仕事終わりにそのまま戻りたい人
富山側での予定が夕方〜夜に終わる場合、東京行きの夜行バスでそのまま帰るという選択肢も便利です。・夕方まで富山で過ごす
・夜行バスで富山発→翌朝東京着
・シャワー&着替えをして、そのまま出勤...という使い方も
この場合は、座席の広さや女性専用エリアの有無などをしっかりチェックして、自分が休みやすそうなバスを選ぶのがポイントになります。
夜行バスで東京⇔富山を快適に移動するコツ
夜行バスを選ぶなら、ちょっとした準備で快適さがガラッと変わります。ここでは、東京⇔富山便に乗るときにも役立つ、基本のテクニックをまとめます。予約時にチェックしておきたいポイント
予約前に、以下の項目をひとつずつ確認しておくと、乗車後のギャップが減ります。・シートタイプ
- 3列独立シートか、4列シートか
- リクライニングの角度の目安
・女性専用席・女性安心エリアの有無
・トイレ付き車両か、途中休憩で対応か
・ブランケット・枕・アイマスクなどアメニティの有無
・充電設備(コンセント・USBポート)の有無
「料金が安いから」と条件だけで決めてしまうと、自分の体質に合わないシートで一晩過ごすことにもなりかねません。
数百円〜千円程度の差であれば、座席グレードや安心感を優先したほうが、翌朝からの行動を考えるとトータルでは得なことも多いです。

▲夜行バス「VIPライナー」のシートタイプ(一部)
乗車前の準備で差がつくアイテム
夜行バスは「どんな格好・持ち物で乗るか」で体感が大きく変わります。あると助かるのは次のようなものです。・首元を支えてくれるネックピロー
・耳栓 or ノイズキャンセリング機能のあるイヤホン
・体温調整用の薄手の上着・ストール
・むくみ対策の着圧ソックス
・マスク(乾燥&防寒対策にも)
荷物はできるだけコンパクトにまとめて、貴重品だけが手元にくるようなポーチを作っておくと、乗車・降車のときもスムーズです。
車内で快適に過ごすための小さな工夫
・乗車直後に、座席周りのリクライニング・足置き・カーテンの位置を調整しておく・消灯前に軽いストレッチをしておく
・サービスエリア休憩のたびに、トイレ+軽い屈伸ぐらいは必ず行う
・カフェインの摂取、乗車前〜序盤は控えめに
「眠れないかもしれない」と身構えすぎると余計に緊張してしまいます。
"はやく寝よう"ではなく、"横になって目を閉じているだけでも体力は回復する"ぐらいの気持ちでいると、意外と自然に眠れている...ということも多いです。
東京⇔富山は「予算×時間×体力」でベストな1本を選ぶ
最後に、東京⇔富山の行き方選びで押さえておきたいポイントを整理します。
それぞれの交通手段をざっくり復習
・夜行バス- 料金面ではダントツでお得(片道3,500〜9,000円が目安)
- 夜の時間を「移動」にまわせるので、現地滞在時間を最大化
- 座席やアメニティを選べば、体への負担もかなり軽減できる
・飛行機
- とにかく移動時間を短くしたい人向き
- 空港アクセスも含めるとトータル3.5〜4時間
- 運賃は高めだが、マイルや早割を活用できる人には選択肢
・北陸新幹線
- 速さ・本数・安定感のバランスが良い王道ルート
- 東京〜富山を約2時間10〜40分で結ぶ(かがやき/はくたか)
- 料金は片道1万2千円台〜だが、疲れにくさを考えると納得感は高い
・自動車
- 複数人での旅行や寄り道前提ならコスパ良好
- ただし運転者の負担が大きく、冬場は雪道に注意
"夜行バスをうまく使う"と東京⇔富山はもっと身近になる

東京から富山へ、あるいは富山から東京へ。
新幹線や飛行機はたしかに快適ですが、予算やスケジュールの制約があると、どうしてもハードルが高く感じてしまうこともあります。
そんなとき、夜行バスという選択肢を「安いから仕方なく」ではなく、「時間とお金を賢く使うための手段」として前向きに使いこなせるかどうかで、移動の楽しさは大きく変わってきます。
・交通費を抑えた分、現地でのグルメや観光に回す
・行きは夜行バスで時間を稼ぎ、帰りは新幹線で一気に東京へ戻る
・仕事終わりに乗って、翌朝から富山でたっぷり遊ぶ
こうした組み合わせ次第で、東京⇔富山の距離はもっと短く、もっと気軽なものになってくるでしょう。
ご自身の予算・予定・体力に合った1本を選んで、「移動時間も含めて旅の一部」として楽しんでみてください。
【夜行バス「VIPライナー」で東京方面から金沢へ!】
東京・埼玉発→富山着
お客様の喜びを追求する
高速バス・夜行バス「VIPライナー」
高速バス・夜行バス「VIPライナー」を運営しているのは、株式会社平成エンタープライズ。
安さと快適さのバランスを追求し、さまざまなタイプの高速バス・夜行バスをご用意しています。
バスを待つ時間も安全・快適にお過ごしいただけるよう、東京・大阪・京都・名古屋にラウンジをご用意。
出発前に軽いお食事や休憩、到着後には荷物を預けたり身支度を整えたりと便利にご利用いただけます。
※掲載内容は取材当時のものです。最新情報をお調べのうえ、お出かけください。
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