高速夜行バス乗車時の「飲み物」の選び方

※掲載内容は取材当時のものです。最新情報をお調べのうえお出かけください。

夜行バスに乗る時、「飲み物」選びで迷いませんか?
お茶・お水・ジュース・コーヒー。選択を間違えると、不眠やエコノミークラス症候群のリスクを高めてしまうこともあります。
今回は、バス乗車時に飲み物を選ぶときの注意点をご紹介し、ベストな飲み物は何かを探ります。

カフェイン入りの飲み物は避けるべし

コーヒーや栄養ドリンク(エナジードリンク)、コーラ、紅茶、緑茶。
これらの飲み物には、覚醒作用がある「カフェイン」が含まれます。
飲み物に含まれるカフェインのせいで、目的地到着まで一睡もできずに朝を迎えてしまう…なんてことも。
睡眠が充分にとれないと、体調を崩してしまいかねません。

また、カフェインには利尿作用もあります。
トイレが近くなると脱水症状になりやすく、その結果エコノミークラス症候群のリスクも上がってしまいます。
トイレがないバスでは、次の休憩まで我慢しなくてはならないので、カフェイン入り飲料には要注意です。

一般的にカフェインといえばコーヒー、というイメージがありますが、多くのお茶にも含まれています。
緑茶をはじめ、玉露、ほうじ茶、抹茶、玄米茶、番茶、烏龍茶、紅茶などです。

coffee

ノンカフェインでも「利尿作用の強いもの」には注意!

夜行バス車内の水分補給には、「ノンカフェイン飲料」がおすすめです。
しかし、カフェインレスでも利尿作用が含まれるものも存在します。

眠りにつきやすい「安眠効果」があるカモミールや、薬効成分が多く含まれるドクダミ茶、コーヒーに似た風味のタンポポ茶など、いずれもノンカフェインではありますが、利尿作用も強いため、飲み過ぎには注意が必要です。

また、スポーツドリンクやフルーツジュースは水分補給に効果がありますが、糖分が多いので、ダイエット中の人や健康管理をしたい人には向きません。

お茶を飲むなら「麦茶」がおすすめ!

お水だけでは味気ないという人には、ノンカフェインで、なおかつ血液をサラサラにして血栓を予防する効果もあるという麦茶がおすすめです。
血行を良くすることは、エコノミークラス症候群の予防にもつながり、睡眠の質も高めます。
麦茶こそ、まさに夜行バスのための飲み物といえるでしょう!

麦茶

「冷たい飲み物」は避けよう

長時間同じ姿勢で座り続ける夜行バス。
エコノミークラス症候群のほか、どうしても「むくみ」が気になってしまいますよね。

体を冷やす冷たい飲み物は「むくみ」や、お腹を壊す原因にもなります。
お腹が弱い人は、保温性がある水筒に温かい飲み物を用意しましょう。
もしも飲み物に迷ったら、常温でもおいしく頂ける麦茶をお試しください♪

腹痛

むくみ予防コラム

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