愛犬とのバス旅応援!はじめてのバスツアー

※掲載内容は取材当時のものです。最新情報をお調べのうえお出かけください。

「愛犬を連れて一緒に旅行に行きたい!」「もっと気軽に、安心して楽しめる方法はある?」そんな飼い主さんの声に応える形で、近年注目されているのが「愛犬同伴バスツアー」です。

専用設備が整ったバス車内で一緒に移動し、観光地や自然を楽しむプランは、日帰りから宿泊まで多彩。ここでは、その仕組みや参加条件、実際に用意されている最新のプラン例までを詳しくご紹介します。

【vipわんツアー】愛犬同伴で楽しめる!バスツアー

愛犬との旅行

愛犬と一緒に行ける『vipわんツアー』とは?

「愛犬と一緒に旅行したい」...そう思っても、長距離運転の負担や公共交通機関でのサイズ・ケージ規定、周囲への気遣いに尻込みしてしまうもの。この"壁"を越えるために用意したのが、vip tourの犬同伴バスツアー『vipわんツアー』です。

最初から"犬と旅をする"前提のツアーなので、隣席の視線を気にして肩身の狭い思いをする心配がありません。車内の使い方や立ち寄り先も犬連れを前提に考えられているため、初参加でも無理なく全行程を追える導線になっています。

「久々の遠出に挑戦したい」「運転やルート設定はプロに任せたい」「同じ価値観の飼い主同士で楽しみたい」――そんなニーズにピッタリの愛犬とのバス旅! 日帰りから宿泊まで季節ごとのテーマで催行されるため、年に一度の"ご褒美旅"にも、肩慣らしの初遠足にもあわせやすいのが特長です。

愛犬同伴で楽しめる!vipわん バスツアー

参加条件と対象犬種|みなさんの安心のために

安心して旅を楽しめるように、必要な条件をしっかり整えています。

・体高50cm以下・体重18kg未満の中型犬で、普段はおうちの中で暮らしていること
・同伴頭数:飼い主おひとりさまにつき超小型犬〜小型犬(〜6.9kg)は2頭まで
 中型犬(7kg~18kg)は1頭まで
・1年以内に狂犬病ワクチン接種、混合ワクチン接種をしている

そのほか、トイレ周りの注意事項やヒート期間などの参加可否基準も提示されています。つまり「みんなが気持ちよく過ごせる」ように、ペット同伴規定が決められているのです。

ご参考:vip tour ペット同伴規定

車内装備と安全運用 |犬目線で組まれた移動体験

観光バスを"犬仕様"へ! ドライブボックスや犬用シートベルトの利用を前提に、シートカバーや仕切りで清潔と安心を両立しています。

また、道中は適宜サービスエリアでの休憩を織り込み、はじめての遠出でも移動自体が負担になりにくいよう工夫しています。

当日の基本フロー |集合から帰路までのイメージ

朝の集合・受付では、必要書類の確認と当日の注意事項が共有されます。

乗車後はドライブボックス/シートベルトをセットし、犬が落ち着けるスペースを用意して出発! 休憩地ではリードでの短い散策と給水、車内に戻ったら吸水マットで被毛を軽く拭う――こうした小さなルーティンの積み重ねが、後半のコンディションを左右します。

現地到着後は、犬同伴で入場しやすいスポットや動線が組まれた行程を楽しみ、日帰りなら夕方〜夜に帰着。宿泊プランならチェックイン後に室内でひといき。翌朝の散歩と朝食まで、犬と"生活のリズム"を崩さずに過ごせます。

子犬と小旅行

日帰りプランの魅力(山梨・シャインマスカット狩り)

日帰りプランのひとつが、山梨「シャインマスカット狩り&紅の花まつり」。

朝の移動で山梨へ入り、畑で季節の果実を手に取る...。この"香りと手触り"の体験は愛犬にも飼い主にも強い記憶として残ることでしょう。

紅の花まつり会場での散策や地元グルメまで"ぎゅっ"と詰め込みつつ、犬の休憩リズムを壊さない配慮がプランの芯にあります。はじめての遠出にも向く、良いバランスの日帰り型です。

日帰りの利点は、"帰宅後のリカバリーが短い"こと。犬の生活リズムを大きく崩さずに非日常の刺激を受け取れるので、次の遠出に向けた"成功体験"を得やすいのです。

もし「乗り物で落ち着きにくい」タイプなら、往路は早めに寝かせる/窓の外ではなく飼い主の膝上で安心を作るなど、落ち着く型を早期に確立すると午後の表情が変わります。

カニンヘンダックスとシャインマスカット

宿泊プランの価値(デザイナーズルーム+いちご狩り等)

宿泊の魅力は"非日常の余白"。こちらでは、愛犬と一緒にお泊まりできる「デザイナーズルーム宿泊+石垣いちご狩り&三浦海岸パラダイス大水槽」プランをご紹介しましょう。

宿泊プランは、観光の密度だけでなく、犬と同じ部屋で眠るという安心と、翌朝の静かな散歩時間が加わります。チェックイン後のひと息で被毛を整え、給水・排泄・休息のリズムを取り戻してから夕の外出へ。
翌日は朝の散歩→朝食→観光と、生活のテンポを崩さずに"旅の2日目"を楽しめます。いちご狩りの甘い香りや、水族館での静かなひとときは、犬にも過度なストレスを与えにくい"やさしい刺激"として記憶に残るはずです。

宿泊型が向くのは、「移動のあと、ゆっくり回復できる余白が欲しい」タイプの犬と飼い主。初日は探る、二日目は馴染む――2枚看板のテンポがつくれるので、旅の満足度がぐっと上がるのではないでしょうか。

準備とマナーの要点|失敗しないための前日チェック

ツアー出発の朝、慌てないためには、前日の準備が大切です。

「証明書(狂犬病・混合)・鑑札番号控え」「首輪/ハーネス+リード」「ドライブボックス/犬用シートベルト」「吸水タオル・消臭シート」「飲水・折りたたみボウル」「普段食べているフード少量」をひとまとめに。

バス車内では被毛や肉球を拭ってから着席すれば、他の参加者への配慮にもなります。行程中は"遊ぶ→飲む→出す→休む"のループを意識し、写真撮影は短時間で切り上げる。些細なことですが、これだけで午後の集中力が変わります。

犬と走る女性

愛犬との旅行、よくある不安

Q. 一人参加は浮かない?
A. 心配無用です。参加者はみなさん、"犬と旅をしたい!"という同じ動機を持つ方々です。必要な時に助け合える空気が自然に生まれます。

Q. 吠えたりしないか心配
A. 犬なので、どうしても吠えることはあるでしょう。重要なのは、長引かせない工夫です。視線をあわせすぎない、鼻先に自前ブランケットの匂いを寄せる、席での"待て"を短い単位で褒める...などの方法があります。

Q. 料金や席の考え方は?
A. プランごとに設定は異なります。まずはvipわんツアー「ペット同伴規定」をご確認ください。プランによりますが、わんちゃん抱っこで2名様、隣同士で座席をご利用のケースなら、値引きとなる場合もあります。それぞれのツアーのご案内ページをご参照ください。

「また行こう」と思える旅に

飼い主に甘える柴犬

旅の良さは、当日の華やかさだけでは測れません。移動のあいだ、犬が安心して過ごせ、飼い主も一緒に楽しめるか――vipわんツアーの価値は、むしろそこにあります。

対象犬種・同伴頭数・席の考え方・安全装備を入口で明示し、車内運用と休憩の設計で犬のリズムを守り、犬同伴の動線に強い立ち寄り先を選ぶ。だから、はじめての遠出でも「また行こうね」と素直に言える。

日帰りで手軽に成功体験を積み、次は宿泊で記憶を深める――そんな段階設計ができるのも、vipわんツアーならではの強みです。思い立ったら、まず一歩。犬と同じ景色を見に行く準備を始めましょう。

【vipわんツアー】愛犬同伴で楽しめる!バスツアー

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