夜行バスでいびきをかかずに熟睡するには?対策方法やグッズをご紹介

※掲載内容は取材当時のものです。最新情報をお調べのうえお出かけください。

夜行バスの中では、翌日の観光や予定を楽しめるようにぐっすりと熟睡しておきたいもの。しかし「自分のいびきや物音が周りの席の人に迷惑になっているのでは?」と心配になり、あまり休息できなかった......という人もいるようです。閉鎖された空間であるバス車内は、ちょっとした物音でも意外と音が響いてしまいます。

いびきの原因のひとつは、睡眠中に喉や舌の筋肉が緩み、気道が狭くなるためだとか。生活習慣やその日の体調も関係しているそうなのですぐに治せるものではありませんが、対策をすれば、ある程度は防げるそうです。

いびきは眠りの質も左右します。このコラムでは、できるだけいびきをかかない方法や便利グッズをご紹介。いびきを防げれば、自分の体調にもプラスになり、周りの人に迷惑をかけるかもしれないと心配になることもありません。きっと快適なバス旅になることでしょう。

バス車内では、いびきや物音が大きく聞こえやすい

バス車内は、いびきはもちろん、カバンを開ける音なども大きく響いてしまいがちです。消灯後の夜行バスの車内は意外と静か。窓が閉じられて外の音が聞こえないため、咳払いやお菓子をあける小さな音も大きく聞こえてしまうものなのです。

ガサゴソと音をたてたり、いびきをたてたりしてしまうと、寝ている周りの乗客の迷惑になってしまうこともあります。寝られない!と車内トラブルに発展することもあるようですが、そのようにならないよう、できるだけの対策はしておきましょう。

普段からできる「いびき対策」

バスで眠る女性

いびきが気になるなら、普段からいびき対策を行っておくといいでしょう。

その1:飲酒を控える

いびき対策には、飲酒を控えることが大切です。慣れない夜行バスの車内ですぐ寝られるよう、事前にお酒を飲んでから乗車しようと考えていませんか?アルコールはいびきにつながるため、飲酒してからの乗車はあまりおすすめできません。お酒を飲むと普段はいびきを書かない人でも高いびきをかくことがあるんです。

いびきの原因は、アルコール。アルコールには筋肉を緩める作用があるため、気道周辺の筋肉がゆるみ、舌が下に落ちてしまうのです。その結果、気道がせまくなりいびきにつながります。また、アルコールにより血流がよくなることで鼻の血管が広がり、鼻づまりを起こしやすくもなります。それが口呼吸につながり、いびきをかいてしまうのです。

お酒を飲むと寝つきがよくなるのは事実。しかし、ぐっすり熟睡できるというわけではありません。寝酒という言葉があるように寝つきはよくなりますが、喉が渇いたりトイレに行きたくなったり......と、飲酒をすると眠りが浅くなりがち。

せっかく早く寝付けても、眠りが浅かったら前日の疲れがとれなくては意味がないですよね。観光もイベントも充分に楽しむには、乗車前の飲酒は控えるようにしましょう。

関連コラム:夜行バス車内で守るべき飲酒マナーとは?

その2:いびき防止体操で筋肉を鍛える

バス車内だけでなく、普段からいびきに悩んでいるなら「あいうべ体操」もオススメです。あまり知られていないかもしれませんが、いびきを改善する方法のひとつであり、この体操を行うことで口呼吸の人を鼻呼吸に変える効果があります。

先でご説明したように、いびきをかいてしまう原因は、舌が下がって口呼吸になっているから。あいうべ体操で舌と口腔周りの筋肉を鍛えれば、舌が上顎につくようになり、鼻呼吸につながります。

「あいうべ体操のやり方は、とってもシンプル。「あ〜い〜う〜べ〜」と言いながら、口を大きく開けるだけです。ポイントは「べ〜」で舌を目一杯出すこと。毎日、寝る前や入浴中など隙間時間であいうべ体操を行えば、舌や口の筋肉を鍛えられて顔の引き締め効果も得られるかもしれません。

夜行バス乗車中に行う「いびき対策」

バスで眠る男性

夜行バスの乗車中にできる「いびき対策」もご紹介します。

その1:体を横に向けて気道を確保

バス車内で眠るときには、からだを横にして気道を確保するようにしましょう。コツは、できるだけシートを倒さずに座った状態で寝ることです。とはいえ、座ったままでは疲れがとれないし、ぐっすり眠れないという人も多いでしょう。

そこでオススメなのが、横向きで寝ること。気道が圧迫されないので、いびきをかきにくくします。寝ているあいだに仰向けに戻ってしまう心配があるなら、枕やクッションなどで首の角度を調整してもいいでしょう。空気を入れるだけで利用できるエア枕ならあまり荷物にもならず、自分の好みの固さに調整が可能です。

関連コラム:ネックピローを夜行バスで使うなら、無印「フィットするネッククッション」が激推し!

その2:マスクで乾燥を防ぐ

マスクをつけてのどの乾燥を防ぎましょう。バス車内は空気が乾燥しがち。鼻づまりが起こりやすくなるため、結果としていびきにつながります。

寝るときのマスクは、乾燥を防ぐだけでなく口呼吸の人を鼻呼吸に変えるお手伝いもしてくれる優れもの!口呼吸が気になる人は普段からマスクを付けて寝れば、口呼吸を改善することもできそうです。

さらに、バス車内でのプライバシーの確保にもマスクはうってつけのアイテム。マスクをしていれば、すっぴんを周りの人に見られることもありませんし、寝ている間も寝顔を隠せます。

いびき対策グッズは、自分にあったものを

車内でいびき対策グッズを使うなら、サプリメントやスプレーが手軽でおすすめです。鼻腔を広げるテープや口を閉じるテープなどもありますが、知らない人と長時間乗り合わせる夜行バス車内で使うのは、ちょっと恥ずかしいかもしれません。サプリメントやスプレーであれば気軽に使える上に、利用しているところを見られて恥ずかしい思いをすることもないでしょう。

とは言っても、市販されているいびき対策グッズの効果には個人差があります。近年、ドラッグストアやコンビニなどでは、さまざまないびき対策グッズが販売されているので、それらの中から自分にあったものを選びましょう。

関連コラム:いびきが気になったらグッズで対策!

サービス充実の「VIPライナー」ならぐっすり眠れる

いびきが気になるなら、日ごろからの対策を行い、バス車内ではいびきケアグッズを利用しましょう。あいうべ体操をしたり車内でマスクをつけたりするのも効果的です。

夜行バスでぐっすり眠りたいなら、シート選びや車内設備も大切!VIPライナーでは3列シートのバス全車に「プライベートカーテン」を完備。個室のような空間なので、横を向いて寝たりいびき対策を行ったりと、自由にできます。なんといっても、周囲の目を気にせずゆったりとくつろげるのがいいですね!
朝までぐっすり ─ 完全なるプライベート空間!プライベートカーテン

夜行バスの車内でぐっすり眠るには、乗車前にシャワーを浴びて汗や疲れをさっぱりと流しておくのもオススメです。体が寝る準備をしてくれるので、スムーズに入眠できます。

さらにVIPライナーなら、シャワーの利用が可能なVIPラウンジもあります。メイク落としや化粧水、乳液などのアメニティも無料で試せるパウダールームも充実!美容家具のレンタルもできちゃうので、バスに乗る前にリラックス!バスに乗ったら熟睡です。
夜行バスの待合室「VIPラウンジ」共通サービス

前へ

名古屋駅周辺!早朝も入れるシャワースポット

次へ

夜行バス利用者必見!名古屋駅周辺の時間つぶしスポット