スマホで綺麗な花火を撮影する3つの方法
※掲載内容は取材当時のものです。最新情報をお調べのうえお出かけください。
夜空に開く色鮮やかな花火は、夏の風物詩です。しかし、夜に強い光を撮影する機会はほとんどないので、花火を写真へ残すことは簡単ではありません。
今回はスマートフォンで、SNS映え抜群の花火写真が撮れるテクニックをご紹介します。
カメラ機能の設定を見直す
スマートフォンに搭載されているカメラは高性能なので、その実力をしっかりと発揮できるようにしましょう。まずはカメラの設定を、花火撮影に適したものに調整します。
花火を撮影するときはオフにするべき機能
・フラッシュ撮影に特化したカメラの発光でも通常2〜4mまでしか届かないので、花火を撮る場合はスマートフォンの発光機能を切りましょう。
・HDRモード
明るさの違う写真を1枚に合成して、黒つぶれや白とびを防止するHDRモード。便利な機能ですが動きのある被写体の撮影が苦手なので、ぼける原因になります。
・ズーム
スマートフォンのズーム機能は「デジタルズーム方式」なので、この機能を使うと画質が低下し、荒くなってしまいます。
活用すべき便利な機能
・AE/AFロックAE(自動露出)は明るさを自動で調節して、AF(オートフォーカス)は自動でピントを合わせる機能です。iPhoneの場合は、焦点を合わせたい場所を画面上で長押しするだけでAE/AFロックが使えるのでぜひ活用しましょう。
・「花火モード」や「夜景モード」を選択する
「夜景モード」や「花火モード」があるスマートフォンなら、面倒な設定をボタン1つで解決してくれます。
・連写機能
残りのデータ容量をチェックする手間が必要になりますが、連写機能を使えばお気に入りの1枚がゲットできるはず! 次々と変化する、花火のベストな瞬間をとらえましょう。
花火の撮影には「手ブレ」を防ぐ工夫をする
花火を撮影するときに、「手ブレ」のせいで撮影した写真がボケていたら残念ですよね。「手ブレ」を防ぐだけで写真の腕がグッと上がるので、ぜひ対策しましょう。
スマートフォン専用の撮影グッズを使う
スマートフォンを固定する専用の「三脚」と「リモコンシャッター」があれば、画面に触れることなく撮影できるので、手ブレの心配から解放されます。また、三脚を持ち歩きたくない人には、片手で持てる「スタビライザー」がおすすめです。トリガーを引くだけでシャッターが押せるタイプもあり、さらに便利です。
姿勢と持ち方の工夫できれいな写真を撮る
グッズに頼らない場合は、スマートフォンの持ち方とシャッターの押し方を工夫するだけでも「手ブレ」が軽減できます。壁などに身体を預けて体幹を安定させたら、脇をしめてスマートフォンを持ち、できるだけ身体に近づけます。全体を手で包み込むようにしっかり支え、シャッターボタンは軽く押すようにしましょう。
スマートフォンならでは!専用のカメラアプリを使う
花火の撮影に特化したアプリを使えば、満足できるキレイな写真が撮れるのでおすすめです。
夜撮カメラ
夜景を美しく撮るための無料アプリです。光量不足で写ってしまう「ノイズ」や、撮影するときの「手ブレ」を抑える機能が採用されています。手持ち撮影で、きれいな花火を撮りたいならこのアプリで決まりです。大仙花火カメラ
花火の打ち上げにあわせて、自動でシャッターを切ってくれる「自動撮影機能」がついています。撮影はスマートフォンにお任せして、ゆっくりと花火の鑑賞を楽しめるのが特徴です。夜撮カメラ(App Store/Google Play)
大仙花火カメラ(App Store/Google Play)
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