夜行バスで預けられる荷物や手荷物のルール・制限を解説!

※掲載内容は取材当時のものです。最新情報をお調べのうえお出かけください。

旅行や引っ越し先への移動で使う人も多い夜行バス。できるだけ身軽に乗車したいものですが、大きなトランクケースやボストンバッグを持っていかなければならないこともあります。

ましてや、大きなバッグ1つだけでは収まらず手荷物が多くなってしまったら、「手荷物が多いと別料金がかかってしまう?」「荷物は何個まで持ち込めるのだろう?」と不安になるものです。

この記事では夜行バスの荷物の規定や注意点などを解説します。夜行バスの荷物持ち込みに不安や疑問がある人はぜひ参考にしてください。

トランクに預ける荷物の規定サイズ

バスの床下にはボストンバッグや、トランクケースなどの大きな荷物を預けられるトランクスペースがあります。しかしスペースには限りがあるため、通常、荷物は1人ひとつ。バス会社ごとに規定サイズが異なるので、乗車するバス会社の規定を事前に確認しておきましょう。

一般的な規定サイズは、3辺の合計が155cm以内のバス会社が多いようです。155cm以内のトランクケースは、およそ1週間分ほどの荷物が入る61〜80Lサイズ。VIPライナーのトランクスペースに預けられる荷物のサイズも、縦・横・高さの合計155cm以内と規定しています。
VIPライナーご利用案内「手荷物」
預けられる荷物の大きさ

重量は、自分自身で持ち上げられる重さまで。超過した荷物に破損があった場合は保証対象外となってしまうため、注意しましょう。

荷物を預けるときの注意点

旅行の荷物

貴重品は入っていなくても、自分の荷物は大切に扱って欲しいもの。また、誰がか間違えて持っていくなんてことも避けたいものです。ここでは、荷物を預けるときの注意点について解説します。

荷物の破損

安全に走行していても、バスが激しく揺れてしまうことがあります。そのため、預ける荷物は規格内の大きさであっても、壊れやすいものや貴重品は預けられません。

現金・貴重品・宝石類・有価証券・美術骨董品などの高価なもの。パソコン・時計・カメラ・ガラス製品などの壊れやすいものは、預ける荷物の中には入れないようにしましょう。万一、破損の損害が生じてもバス会社は責任を負ってくれませんよ。

また通常、トランクスペースは湿度温度管理ができません。熱で破損してしまうものや生ものなどの食料品は避けたほうが無難です。しかしバスによっては、トランクスペースにエアコンが設置されている場合もあります。どうしても温度管理が必要な荷物を運ぶ必要があるなら、事前にバス会社に相談しましょう。

荷物の紛失

預けた荷物の紛失や盗難が生じた場合もバス会社は補償しません。もし預ける場合は、ネームタグを付けて荷物の取り違えがないような工夫をするといいでしょう。荷物を預けるときにもらった「荷物引換タグ」は無くさないよう、しっかり管理が必要です。

トランクスペースがないバスは?

バスによってはトランクスペースが設置されていないこともあります。とくに一階が座席になっている二階建てバスの場合、トランクスペースのないことが多いようです。しかし夜行バスや高速バスであれば大抵トランクスペースがあるので、ご安心ください。

それでも心配な人は、事前にしっかりチェックしておきましょう。バスを予約するときに、ホームページなどでチェックしておくといいですね。

バス車内への持ち込み荷物の規定サイズ・ルール

バス車内に持ち込む手荷物のサイズに関しては、規定を設けていないバス会社が多いようです。しかし荷物があまりに大きく通路にはみ出していたり網棚から落ちてきそうだったりするのは、ほかのお客さまにとっては迷惑なもの。しかも非常時には避難の妨げにもなってしまう可能性があります。座席内で管理できる大きさ、または網棚に収まるぐらいの大きさにしておくのがオススメです。

網棚のサイズはバス会社によって異なります。 こちらも事前にホームページなどで調べておきましょう。

持ち込み荷物の注意点

手荷物のサイズが規格内であっても、他のお客様に迷惑がかかってしまうような危険物は車内に持ち込めません。

たとえば、以下のようなものが持ち込み禁止です。
・腐食物質
・異臭を発するもの
・不潔なもの
・ほかのお客様に危害および迷惑をかけるおそれのあるもの
・車両を破損するおそれのあるもの

車内への持ち込み荷物が多いと別途料金はかかる?

バス車内への持ち込み荷物の個数は、決めていないバス会社が多いようです。VIPライナーでは、手荷物が多くなってしまった場合でも、別途料金は発生しないので安心!だからといって、あまりに荷物が多いとほかのお客様の迷惑になります。荷物はできるだけコンパクトにまとめましょう。
関連コラム:身軽な旅を!荷物を小さくまとめる方法

VIPライナーのグランシアファーストなら荷物2つまでお預かり可能

1週間以上の旅行や引っ越し先に行くなら、荷物も多くなりがちです。そんなときには、荷物が2つ預けられるVIPライナーの夜行バス「グランシアファースト」のご利用をオススメします。

「グランシアファースト」の座席シートは、飛行機のビジネスクラスでも採用されているバックシェルシート。前後方席に気兼ねなく座席をリクライニングできるので、ぐっすり眠れ、高級感もたっぷり。低反発マクラやブランケットの貸し出しなどアメニティも充実しているので、荷物の心配をすることなく快適な時間が過ごせます。

ご予約は、グランシアファーストの運行スケジュールをご確認ください。

夜行バスに預けられない荷物

ここからは、スノーボードやサーフボードなどのスポーツ用品やペットなどの特殊な荷物について解説します。

スポーツ用品

サーフボード・スキー・スノーボード・弓道の弓矢・ゴルフバッグといったスポーツ用品に関しては、トランクスペースに預けられるバスもあります。VIPライナーでは、規定サイズ内であっても上記のスポーツ用品は預けられません。事前に郵送にてお送りください。

ペット

多くのバス会社では、ペットの同伴は車内・トランクともにお断りしているケースが多く、VIPライナーも同様です。しかし、ほじょ犬(盲導犬、介助犬、聴導犬)に関しては事前に連絡をすれば同伴での乗車も可能な場合があります。乗車するバス会社に問い合わせをして確認しましょう。

車いす

車いすは、折りたたみ式のものであればトランクスペースに預けられる場合があります。しかし、破損や故障してしまった場合、補償はありませんので注意しましょう。

楽器

ギター程度であれば専用のケースに入れてトランクに積み込めるバスもあります。
VIPライナーであれば「グランシア」や「アクアスター」になりますが、承諾書に署名いただくことが条件です。また最終乗車地までにほかのお客さまのトランクスペースが足りなくなった場合、配送料をお客さまご負担の上、配送手続きをしていただく可能性もあります。そのため、あらかじめ郵送手続きなどを行っておいた方がいいでしょう。

大きい荷物があっても安心!夜行バスでお得に行こう

夜行バス「VIPライナー」

夜行バスでは、大きな荷物1つまでならトランクスペースに預けられます。また、手荷物が多くても車内に持ち込める大きさであれば問題はありません。VIPライナーでお得に快適な旅を楽しみましょう!

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