夜行バスの「窓側・通路側」「前・後」どっちがおすすめ? メリットとデメリットを徹底比較
※掲載内容は取材当時のものです。最新情報をお調べのうえお出かけください。
夜行バスに乗る場合、窓側に座りますか?それとも通路側に座りますか? 出張や旅行の際に気軽に利用できる「高速夜行バス」ですが、快適に過ごすにはどの席を予約すればいいか悩みますよね。
席選びによっては、「思いのほか快適で、ぐっすり眠れた!」「車内が寒くて、イマイチ眠りが浅かった…」など、満足度が大きく変わります。
そこで今回は、高速バスの旅を快適にするため、「窓側と通路側」「バスの前方と後方」「3列シートと4列シート」の3つのポイントを比較してご紹介します。
窓側と通路側:空調が効いているのは通路側

ここでは、窓側と通路側の座席を比較してみましょう。
窓側席のメリット・デメリット
バスの窓側席のメリットは、壁に寄りかかれるので身体がラクに過ごせる点です。カーテンと壁に囲まれているため、プライベートスペース感があり、落ち着いて過ごせます。また、視線が窓の外に行きがちなので、周りの人の動きがあまり気になりません。デメリットは、エアコンの風が直接当たるかもしれない点です。一方、窓からは夏の暑い空気や冬には冷気が入ってきます。状況によって対応できるよう、着脱しやすい上着や乾燥予防のグッズを用意しておくといいでしょう。
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通路側席のメリット・デメリット
通路側のメリットは、空調が効きやすい点です。暑がりの方や寒がりの方にオススメといえます。もうひとつのメリットは、壁がないこと。壁で仕切られていないので開放感があり、ゆったりと過ごせます。デメリットは、窓側の人の動きがどうしても気になってしまうことです。視界に人の動きが入ってくるため落ち着かない人もいるでしょう。また頻繁にトイレに立つ方が窓側の席となった場合、その都度通りやすいようにと気を遣ってしまいます。睡眠中であれば、睡眠が中断されてしまうかもしれません。
窓側席と通路側席の違い
窓側席と通路側席、それぞれのポイントは、つぎのようになります。■窓側
・壁によりかかれるのでラク
・隣の人の動きが気にならない
・窓からの冷気が冷たい
■通路側
・通路に足を延ばせるのでラク
・空調が効きやすい
・窓側の人の動きが気になる
前の席と後ろの席:車酔いしやすいなら前方の席へ

バス席は、前方と後方のどちらが優れていると言えるものではなく、好みによって意見が分かれます。
前方席のメリット・デメリット
前方の座席のメリットは、後方より揺れが少ない点です。車酔いしやすい方は、前方の席に座るといいでしょう。また一番前の座席であれば、前に人がいないので足が伸ばせます。後方席のメリット・デメリット
後方席のメリットは、人の移動が気にならない点です。途中休憩でも起きたりバスから降りたりする予定のない方は、後ろの方の座席に座るといいでしょう。また一般的に、後方の座席はエンジンの上となることが多く、前部に比べて温度が高いと言われています。暑がりの方は前方のお席、寒さに弱い方は後方を選ばれるといいかもしれません。
窓側席と通路側席の違い
バス前方のお席と後方のお席、それぞれのポイントは次のようになります。■前部のメリット
・後部より揺れが少ない
・一番前の席はゆったり
・後部に比べて涼しい
■後部のメリット
・人の移動が気にならない
・「なんとなく安心感がある」という方は多い
・前部に比べて暖かい
ゆったり座るなら「3列シート」

3列シートのバスは、車内スペースにゆとりを持たせています。そのため4列のバスに比べてより快適と言えます。隣の人に気兼ねなく過ごしたいという方は、「3列独立シート」のバスを選ぶのがオススメです。
しかし友人やカップルで旅行されるなら、4列シートのバスもおすすめです。2人並んで座れば上記のデメリットは気になりませんし、また途中で席を替わることも可能です。
なんと言っても4列バスの一番のメリットは、3列バスよりも低料金で利用できる点! シート・バスタイプ別の詳細ページもご用意していますので、旅行スタイルや予算に応じてお選びください。
シート・バスタイプから選ぶ|VIPライナー
迷ったら「シートタイプ」で選んでみよう
これまで夜行バスでの座る位置についてご紹介してきました。座りたい席のイメージはできたでしょうか。「どこの席を選べばいいかわからない!」と悩んでしまったあなたへのおすすめは、まずは『3列シート』を選ぶこと。位置によって空調や揺れの違いなどはありますが、3列シートなら独立したシートなので開放感はもちろん、カーテンを閉めればプライベート空間が得られます。やっぱり居心地の良さは大切ですよね!
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— 高速バス VIPライナー (@VIPLINER) August 3, 2024
そのほかにも、『電動バックシェルシート』は、背もたれ・レッグレフト・フットレフトがボタンを押すだけで自由自在に設定可能。リクライニングも前にスライドして倒れるため、後ろの人を気にしなくてOKです。前の人のシートが足に当たることもありません。
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夜行バスでリラックスして過ごすには
ネックピロー・アイマスク・着脱しやすい上着・酔い止め薬などのグッズを揃え準備しておくと、今回ご紹介したようなデメリットをある程度カバーすることも可能です。また夜行バス「VIPライナー」では、お客様に居心地良く過ごしていただくためにさまざまな車内設備やアメニティをご用意しています。ご利用の際はぜひお気軽にお声がけください。
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