グランシアファーストの魅力を徹底解説|夜行バスで叶える高級シートの旅

※掲載内容は取材当時のものです。最新情報をお調べのうえお出かけください。

夜行バスと聞いて、真っ先に思い浮かぶのは「窮屈」「眠れない」というイメージかもしれません。でも、その先入観、グランシアファーストに一度触れたらきっと覆ります。

革張りのシートに沈み込むように身体を預ける。頭上まで包み込むシェルの中では、外の音がすっと遠のいていくようです。まるで移動するプライベートルームに一晩だけ滞在するような、そんな贅沢な時間。

飛行機のビジネスクラスと同じ発想で作られたシートに包まれて、東京から大阪まで眠っている間に移動できるとしたら、どうでしょう。翌朝の予定に合わせて、無理なく現地入りできます。少し特別な気分を味わえる選択肢として、この夜行バスは検討する価値があるでしょう。

高速バス・夜行バス「VIPライナー」を運営している株式会社平成エンタープライズでは、安さと快適さのバランスを追求し、さまざまなタイプの車両をご用意しています。

夜行バスをシート・バスタイプから選ぶ

目次

夜行バスの高級シートを備えた『グランシアファースト』。本記事ではシート構造や運行ルート、安全対策から実際の評価まで、初めての方に役立つ情報をひとつにまとめました。

グランシアファーストとは何か

グランシアファーストは、VIPライナーが運行する高速夜行バスの中でも、飛行機のビジネスクラスと同じ仕様のバックシェルシートを採用した高級ラインです。

「高速バスは安いけれど窮屈」という常識を、シート構造そのものから変えようとしているのがこのバス。革張りのシート、静かに沈むリクライニング、周囲の視線を遮るプライベートカーテン。ひとつひとつの装備が「安さの中の贅沢」ではなく「贅沢そのもの」として設計されている点が、他の夜行バスとの決定的な違いだと感じます。

バックシェルシート採用:Grancia First

バックシェルシートという構造の意味

通常のリクライニングシートは、自分の背もたれを後ろに倒すと後ろの人の空間を圧迫してしまいます。そのため、「倒していいのかな」と気を遣ってしまう人も多いのです。

バックシェルシートは仕組みが根本的に違っていて、シート全体が殻のようにせり出してリクライニングするため、後ろの座席に干渉しません。まるでラウンジの個室ソファに深く腰かけるように、誰の視線も気にせず身体を預けられる。夜行バスで一番ストレスになりがちな「気を遣う時間」がまるごと減る設計になっています。

シートを倒すと後ろの人を圧迫

シートを倒しても後ろの席に影響しない

大宮・東京・横浜と新大阪・大阪・なんば・堺東を結ぶ運行ルート

現在グランシアファーストが結んでいるのは、関東側が大宮・東京VIPラウンジ・横浜駅東口スカイビル。関西側が新大阪・大阪梅田・なんば(心斎橋・道頓堀)・堺東です。

東京発は22時台に出発し、翌朝7時50分から新大阪への到着が始まり、堺東まで順に到着します。

大阪発は21時台の出発で、翌朝には横浜・東京・大宮へと到着する流れです。乗車地・降車地が複数あるので、自分の目的地に一番近い場所を予約時に選べます。

シートの座り心地を徹底解説

「結局、実際どれくらい快適なの?」と気になりますよね。

グランシアファーストは横3列×縦7列の全20席。1台のバスに乗る人数を絞ることで、1席あたりの空間そのものを広く確保しています。満席の通勤電車と、席数を減らした特急列車くらい、体感の余裕が違うとイメージしてもらえるとわかりやすいかもしれません。

電動リクライニング145度が生む深い休息

シートはスライド式の電動リクライニングで、最大145度まで倒せます。手動でシートを押し込む力仕事とは違い、ボタンひとつで角度を調整できるので、夜中に周りを気にしながらガタガタ動かす必要がありません。

シート幅は50cm、シート間隔は約100cmとゆとりがあり、身体を横に少し傾けても圧迫感を感じにくい設計です。

レッグレストとフットレストが独立して動く自由度

レッグレストは全席に電動で装備されていて、フットレストがない座席にはオットマンが設置されています。背もたれ・レッグレスト・フットレストの3つがそれぞれ独立して動くため、自分の体型や好みの姿勢に細かく合わせられるのが特徴です。

膝を伸ばして寝転がるような体勢を作れる人もいれば、少し起こし気味にして読書をしたい人もいるはず。どちらの過ごし方にも対応できる柔軟さも、このシートの強みです。

グランシアファーストシート-スライドイメージ

車内設備とアメニティで快適に過ごす工夫

「夜行バスに何を持っていけばいいんだろう」という不安、旅慣れていない人ほど大きいですよね。グランシアファーストは、そうした不安を上質な貸し出しアイテムで埋めます。

貸し出しアイテムで手ぶらに近づける

大判のブランケット、低反発のミニ枕、腰ピローを用意しています。

これらのアメニティは専用ランドリーで洗濯されているため、ホテルのリネンのような清潔感で使えます。窓側の座席にはハンガーもあり、上着を掛けておけばシワになりにくいでしょう。手荷物は網棚に収まらない大きさでも、規定サイズ内であれば2個までトランクに預けられるので、身軽な状態で座席に沈み込めます。

プライベートカーテンと遮光カーテンで作る個室感

座席の間にはプライベートカーテンが設置されていて、隣の人の視線を気にせず過ごせます。さらに車内前方にも遮光カーテンが備わっているため、消灯後に前方の明かりがちらついて眠りを妨げることもほとんどありません。

カーテンを閉めた瞬間、車内という同じ空間にいながら、自分だけの静かな一室に切り替わる感覚。1人旅の女性にとっても、隣や前方からの視線を物理的に遮れるのは、心理的な安心材料になるはずです。

座席にはUSB型の充電コネクタが備わっているので、対応するケーブルを持参すれば車内での充電切れも防げます。スマートフォンを使う場合も、カーテンを閉めておけば周囲の迷惑になりにくいのもポイントです。

安全性への取り組み

高級なシートに目がいきがちですが、夜行バスを選ぶうえで本当に大事なのは安全性です。

安全性への取り組み

衝突回避を支える複数のセンサー

グランシアファーストの車両には、高度な安全システムが備わっています。ミリ波レーダーと画像センサーで停止車両や歩行者を検知する『PCS衝突被害軽減ブレーキシステム』をはじめ、車線からの逸脱を検知する『車線逸脱警報システム』などを搭載!
さらにMobileye(モービルアイ)による衝突警報も組み合わされていて、複数の技術が重なり合うことで事故のリスクを減らす仕組みになっています。

運転士の状態を可視化する眠気検知センサー

夜行バスで乗客が一番不安に感じるのは、実は「運転士さんは大丈夫?」という点ではないでしょうか。

VIPライナーでは運転士の耳に装着したセンサーから脈波情報などを取得し、眠気の状態をリアルタイムで検知する「FEELythm」というシステムを導入。運行速度や時間を自動で記録するデジタル運行記録計(デジタコ)や、ドライブレコーダーによる管理も併用しています。

予約前に知っておきたいQ&A

初めてグランシアファーストを検討する人からよく寄せられる疑問を、Q&A形式でまとめました。予約ボタンを押す前に、気になる点をここで解消しておきましょう。

Q. グランシアファーストにトイレは付いていますか?
車内にトイレ設備はありません。運行中の休憩ポイントで済ませる前提になるので、乗車前にトイレを済ませておくと安心です。

Q. 座席数はどのくらいですか?
横3列×縦7列、全20席です。1席あたりの空間が広く確保されているのは、全20席という座席数の少なさによるものです。

Q. 1人旅でも周りの視線が気になりませんか?
各座席にプライベートカーテンが備わっているため、隣や周囲の視線を気にせず過ごせる設計になっています。

Q. 料金相場はどのくらいですか?
時期や乗車区間によって変動するため、正確な金額は予約ページでの確認がおすすめです。贅沢な空間でありながら圧倒的にコストを抑えられるのが大きなメリットです。

Q. 車内で充電はできますか?
座席にUSB型の充電コネクタが備わっています。対応するUSBケーブルを持参すれば、車内での充電切れを防げます。

グランシアファーストで、高級な移動時間を

革張りのバックシェルシートによる気兼ねないリクライニング、独立して動くレッグレストとフットレスト、ホテル仕立てのブランケットや低反発ミニ枕といったアメニティ、そして目に見えないところで働く複数の安全システム。これらの装備や安全システムはすべて、移動時間を単なる「我慢する時間」から「上質にくつろぐ時間」に変えるための工夫です。

推し活の遠征も、出張も、翌朝からしっかり動きたい旅も、前日の夜をどう過ごすかで当日のコンディションは大きく変わります。コストを抑えながら、眠っている間にちょっとした贅沢ごと目的地まで運んでもらえるのは、夜行バスの中でもグランシアファーストならではの強み。次の移動、いつもより少し特別な一夜を、グランシアファーストで過ごしてみませんか。

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